2014年8月11日月曜日

究極の持ち込みワイン会

第二次世界大戦後の強大ネゴシャンの凄み!!!
1955/1949/1947還暦前後の巨なる主張!
 コルトン シャルルマーニュ2002年ドメーヌ ボノー デュ マルトレ
クロ ド タール1955年ヴァンダーミューレン
シャンベルタン1955年ヴァンダーミューレン
リシュブール1955年ヴァンダーミューレン
リシュブール1949年リジェ ベレール
リシュブール1947年リジェ ベレール
ミュジニ1947年ピエール アンドレ

 
コルトン シャルルマーニュ2002年ドメーヌ ボノー デュ マルトレ
コルトン シャルルマーニュ随一の造り手による溌剌とした逸品
クロ ド タール1955年ヴァンダーミューレン 
驚異的な濃密ガーネット
偉大なポムロルと見紛う
ポルト香たっぷりで、スプーンが立ちそうな位トロリ。
クロ ド タール史上圧倒的な酒質!   
シャンベルタン1955年ヴァンダーミューレン
 前者と比べると黄昏色、夕焼け色が美しい。
ツンとおすましのリコリスの主張
フィネスで迫る王のワイン
アフターは”赤の蜜”
リシュブール1955年ヴァンダーミューレン
 エッジの錆色を覆う夕焼け
微マデリゼのニュアンスを時間がオブラートに包んでくれる
スーボワの中にモロ”トリュフ”
大地の地熱を感じる
リシュブール1949年リジェ ベレール
 還暦を過ぎ、体躯で迫らず、ジワっと影響力を発揮
背筋の伸びた貴婦人然
スーボワキャンディからブラウンマッシュルーム
  
リシュブール1947年リジェ ベレール
 花梨のオードヴィー
正に目の覚める思いのフィネス
フランボワーズマジックのアフター
ミュジニ1947年ピエール アンドレ
 澄み切った冷たさを持つ、陰のワイン
舌を痺れさす小さな赤い果実の蜜
究極のブルゴーニュヴィンテージの凄みをいかんなく発揮
 
 
ご参加頂きました皆様本日も有難うございました。
昨年の最終営業日12月29日開催の
究極の持ち込みワイン会
の続編。
 
ドメーヌ元詰が常識となってきたのは、たかだかこの20年。
かつては、豊富な資金を武器に、造り手を回り試飲をし
最もよい樽を買い上げ、自社ブランドとしてリリースし、
益々大きくなっていったネゴシャン。
 
特に有名なのが今回登場のべルギーの”ヴァンダーミューレン”
ロマネ コンティ、ペトリュス、シャトー マルゴー、ディケム等
超一流の造り手を巡り、一番樽を買い上げ自社ブランドとしてリリース。
 
驚愕な経験としては、何度か試した、
Ch.マルゴー1947年物。
シャトー元詰ボトルVSヴァンダーミューレンボトル
いつも軍配はヴァンダーミューレンボトル!
そして今回のクロドタール1955年ヴァンダーミューレンは、
クロドタールのこの数十年で多分、、、圧倒的NO1酒質。
 
数十年の時を経て迎える、そのワインの絶頂期・・・!
しなやかで、なめらかでそして、したたか。
パワーでは押せなくても秘めた力は妖艶至極。
 
ご参加の皆様それぞれ異口同音に、
「目からウロコ」「覚醒」と仰られていました。
有難うございました。
守ってくれたコルクにも感謝です!!!



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