30Mai,2012.
極上ワイン会:59年飲み比べ!
Krug Grande Cuvee NV
Puligny Montrachet 1er Cru Les Combettes'02Domaine Leflaive
Meursault 1er Cru Gouttes d'Or'95Domaine des Comte Lafon
Meursault 1er Cru Les Genevrieres'92Domaine des Comte Lafon
Beaune 1er Cru Les Toussaints'69Maison Remoissenet
Vosne Romanee 1er Cru La Grande Rue'59Maison Bouchard Aine et Fils
Grands Echezeaux'59Maison Remoissenet
Taittinger Collectoin'82
Krug Grande Cuvee NV
クリュッグ グランド キュヴェ
デゴルジュは10数年前、
イエローゴールド、はかない泡粒。
レモンバタートースト!シトロンクレームブリュレ
濃密!
当初のあの強烈な酸が影を潜め、穏やかなトーンを奏でている。
シャンパーニュにもやっぱり重要な”熟成”
余韻はチョークの蜜!
神々しい!旨過ぎる^^
Puligny Montrachet 1er Cru Les Combettes'02Domaine Leflaive
ピュリニー モンラッシェ 1級レ コンベット2002年ドメーヌ ルフレーヴ
グリーンを帯びた淡いレモンイエロー
色と同じミネラリーなレモン風味、キレが良い。
砕いた岩屑、岩の蜜。
すこぶる甘い。
岩から美味しいミネラルがじわじわと浸み出している。
若さゆえの、緊張感を伴う美味しさ^^
Meursault 1er Cru Gouttes d'Or'95Domaine des Comte Lafon
ムルソー 1級グットドール1995年ドメーヌ デ コント ラフォン
エッジにグリーンが見え隠れ、テリの良いイエローゴールド色
レモンピール、レモンコンポート、和三盆をたっぷりまぶしたレモンピール
看板娘の満面の笑み、磊落芳醇、
ミルランダージュの1995年を飛び切り制した
ラフォンの秀逸作。
唾液を促す綺麗な酸に支えられている。
Meursault 1er Cru Les Genevrieres'92Domaine des Comte Lafon
ムルソー1級レ ジュヌヴリエール1992年ドメーヌ デ コント ラフォン
蜂蜜を連想させる艶のあるゴールドカラー
トロリとしたマッタリ蜂蜜
完熟!
飲み手によっては、構造が崩れていると感じるだろう。
”森永ミルクキャラメル”の香味^^
Beaune 1er Cru Les Toussaints'69Maison Remoissenet
ボーヌ1級レ トゥーサン1969年メゾン ルモワスネ
エッジにオレンジがにじむ
甘い砂糖大根煮
フランボワーズのコンポート
背筋の伸びたミネラル風味が好ましい
ボーヌらしい純粋な
心地良い中庸な果実味
Vosne Romanee 1er Cru La Grande Rue'59Maison Bouchard Aine et Fils
ヴォーヌ ロマネ1級ラ グランド リュ1959年メゾン ブシャール エイネ エ フィス
とてもか細い枯れ色
お香、甘草、森の下草、クローヴ。
含むとキュンとするミネラル風味
ねっとりした後味が意外な感じ
ギリギリのブションが何とかやっと踏みとどまっていた。
味の中心に甘いクローヴ
Grands Echezeaux'59Maison Remoissenet
グラン ゼシェゾー1959年メゾン ルモワスネ
とっぷりと深く、ゆらっと揺れる粘性が印象的
ガーネットの輝き
シュルマトゥリテ、炙り焼き、おこげ、ブルーベリーコンフィ
偉大なるスーボワ
ブルーベリーの蜂蜜ミネラル
Taittinger Collectoin'82
テタンジェ コレクション1982年
ゴールドカラー
抜栓時の”プシュッ”はなし。
気泡は殆ど登らない。
しかし含むと”シュワ感”はしっかりある。
クレーム ブリュレ、薫香、麦わら焼き、焼き芋
偉大なチョークの蜂蜜
素晴らしいコレクション!
本日のお料理達・・・
益田漁港産!イサキのカルパッチョ
海の幸のテリーヌ 魚介の冷たいコンソメ
藁で燻した
本格的なカツオのたたき
ブレス産仔鳩胸肉のキャベツ包み蒸し
ブレス産仔鳩腿肉の炭火焼 温製サラダ仕立て
フランス・イタリア農家製チーズ
ミモレット・カマンベール・リッチョロ
白桃のムース グラッセ
ご参加頂きました皆様、如何でしたでしょうか?
toratanuの定番・・・
熟成シャンパーニュ、シャルドネの匠の飲み頃、
そして今晩は、ブルゴーニュ究極の当たり年
1959年&1969年のネゴシャン作の競演!
当時の金持ちネゴシャンは、
秀逸生産者を札束攻勢にして、最も良い樽を買い付け
自社ラベルを張り販売し圧倒的な名声を手にしていました。
40年代、50年代、60年代はそんな古き良き時代でした。
オイルショックの70年代前半から80年代後半まで
ネゴシャン全盛時代は続いていきました。
80年代後半より、そんな商習慣は見事に崩れ
生産者元詰めが一般的化して行き、90年代に一気に
近代化の波が押し寄せました。
1959年、1969年、この20数年ずっと追い求めておりますが
花咲誇り今正に絶頂の時ではないでしょうか?!
この先、ワインが枯れる前にこちらが枯れてしまうかもしれません(^^;
次回は白のみ会です。
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