2019年3月25日月曜日

スペシャルワイン会3月会<驚愕!!の、オリヴィエバーンスタイン ワイン会Ver1>

今!最も熱い!!生産者、
オリヴィエ バーンスタイン 2015年アソートメントVer1
 Gevrey Chambertin Village'15
Chambolle Musigny 1er Cru Les Lavrottes'15
Gevrey Chambertin 1er Cru Les Champeaux'15
Charmes Chambertin'15
Mazis Chambertin'15
Chambertin Clos de Beze'15
Gevrey Chambertin Village'15
Chambolle Musigny 1er Cru Les Lavrottes'15
Gevrey Chambertin 1er Cru Les Champeaux'15 
Charmes Chambertin'15
Clos de la Roche'15(21avril2019へ)
Mazis Chambertin'15
Chambertin Clos de Beze'15 
 
Gevrey Chambertin Village'15

ふわりと、フランボワーズ入りのアンフュージョン。
強烈な酸の後ろにハービィーで凛とした苦みが好ましい。
鋼鉄、甘草、丸い石、シルキーでスムーズな喉越し。
余韻は舌を絞り込むようなロマランのミール。
Chambolle Musigny 1er Cru Les Lavrottes'15

ツンとする石灰にフランボワーズが滲む。
樽香が抑えられ、優しい魚介の香り。
穏やかで優しいニュアンス。
ふわりとしたフレーズ香、穏やかな緊張感。
ピュアで小さな赤い果実、麗しい小豆香、しなやかな甘草。
とても繊細で甘くしなやか。
ローズマリーのアンフュージョン、フィニッシュは梅のコンポート!
 Gevrey Chambertin 1er Cru Les Champeaux'15

シルキーで穏やかで怜悧なアタック。
おもねることのない、金属的なタッチ。
シルキーな甘草、優しい苦み。
梅の香と甘草が優しくなぶらで押し寄せる。
 シャンポーらしいテロワールに忠実なヒヤリと冷たいニュアンス。
熟成し甲斐があるが・・・!
辛口の切れ上がり、フィニッシュはフランボワーズ クレーム。
 Charmes Chambertin'15

紫色のスミレ、小石、リコリス、尖ったナイフ。
干し草、森の蜜、桜餅、ソヴァージュな強い酸。
翌々日には、ローズマリーのアンフュージョン、チェリー、オレンジピールに発展。
爽やかな切れ上がりが好ましい!
チェリークリームのフィニッシュ。
 
Mazis Chambertin'15

シャルムよりの丸みを帯びたニュアンス?!
赤ワインの染みたハンカチ。
決してソヴァージュではなく球体的。
ブルーベリーのコンフィチュール、桜の花の塩漬け。
味わいは香りよりもソヴァージュな新樽香が顕著。
硬いチェリーのコンポート。
 Chambertin Clos de Beze'15

貴族的で穏やか、知的なクレーム。
しなやかに包み込むシルキーさ。
ドライローズ、ピュアなスミレ、小豆煮。

含むと・・、野ばら、キルシュ、サクランボのコンポート、
しなやかで優しい鶏の黄色い脂。

アフターはシルキーで高貴なミネラル、深遠なスミレ。

ふつふつと湧き上がる地の裂け目からのエネルギーを
包括した偉大なクロ ド ベーズ!






本日のお料理達・・・!
 春野菜と車海老のココット
 パプリカのムース じゃが芋のピューレ
 桜鯛のムニエル

 フランス・シャラン産骨付きもも肉の炭火焼
 農家製フロマージュ
 桜鯛の土鍋ご飯
 青森・小川原湖産しじみ汁
桜餅



初めての試みのワイン会でした・・・。
toratanuレア!ワイン会は、フランスワインの古酒をテーマにし、
20年ほど開催してまいりました。
今回の<オリヴィエバーンスタイン>は、今最も注目を浴びている、
ミクロネゴシャンです。

本格的なワイン会を始める4ヵ月前の、2000年9月のある晩の営業終了後、
大切なお客様が見え、当時とても興味があり購入した、
マジ シャンベルタン1996年ドメーヌ ディガ ピィ
を抜栓致しました。
それは、スミレの花の化身といえるような、
とても香り高い、魅力的でセクシーなワインでした。
多分初めて、若いワインで感動をしたのではないかと
記憶しています。
あれから現在までに、3度開ける機会に恵まれましたが、
いずれもガチガチに閉じていて、手の施しようがありませんでした。
多分・・・、今もその状態です。

1990年のドメーヌ ルロワの各種銘酒も同様。
1990年のヴォギュエのミュジニーも閉じた切り、開こうとしません。

こんな前提の積み重ねから、今回のワイン会を決意致しました。
私が生きているうちに開こうとしない傑出ワイン・・・!

思い立ったが吉日です^^!

今回、グランクリュは、前々日抜栓。
その他は、前日抜栓で臨みました。

抜栓後、3日に渡り、少しずつ試飲し、状態をチェック。
流石!!オートクチュールワインの真骨頂!
新樽100%にも関わらず、樽香が前面に出てまいりません。
(この現実だけは、ドメーヌ ルロワを上回ってるかも?!)

また、ワインに付き物の、<ブショネ>から2015年より解放されています。
世界一のコルク会社、ポルトガルの<アモリム社>の<NDコルク>を採用しています。
(NDコルクは、ブショネの原因成分、TCA=トリクロロアニソール
を全量検査により排除した完璧コルクです)
1本10万円前後のグランクリュで、ブショネは決して許されません。

さて、今回のワイン会の皆様のお好みを発表致します!

本日の1番ワイン!!!!
Chambertin Clos de Beze'15 3票
Mazis Chambertin'15 3票
Charmes Chambertin'15 1

本日の2番ワイン!!!!
Chambertin Clos de Beze'15 3票
Mazis Chambertin'15 2
Chambolle Musigny 1er Cru Les Lavrottes'15 1票
Gevrey Chambertin Village'15 1票

以上のような結果となりました!
次回は、
オリヴィエ バーンスタイン 2015年アソートメントVer2
を、4月21日(日)に行います。

そして、今年の9月10月には、
オリヴィエバーンスタインの現況最高傑作!
2016年物のアソートメント大会を行います・・・!

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