今年で56歳を迎える、シャンパーニュ殿下!
Joseph Perrier Cuvee Royale1959
<ジョゼフ ペリエ キュヴェ ロワイヤル1959年>
ジョゼフ ペリエというシャンパーニュメゾン、
日本ではあまり知られてはおりませんが、
1825年創業の知る人ぞ知る超名門のメゾンです。
キョヴェ ロワイヤルと名乗るのは、早い時期から
英国王室御用達として名を馳せ、ヴィクトリア女王は
このシャンパーニュしか飲まず、エリザベス女王もこれにならった位なのです。
さて、今回のジョゼフ ペリエ キュヴェ ロワイヤル1959年ですが、
1959年はフランス全土で素晴らしい当たり年になった、究極のヴィンテージで、
ボルドーの第一級シャトーは今やっと飲み頃になったところで、
ブルゴーニュの著名ワインも今花開いています。
では泡物のシャンパーニュは如何??
という疑問にぶつかりますが・・・!
半世紀を超え、1本1本すべて状態が違うと考えるのが正解だと思います。
まず外観からは、色が濃くなく、あくまでも透明で、
きらびやかな液体に見えるかどうかがポイントです。
このシャンパーニュ殿下、液面もパーフェクトで、
微塵の濁りもなく、艶やかな面持ち^^
今一度色をご覧ください。
実際よりもやや濃く映っておりますが、美しくねっとりしたアンバーカラーです。
二つのグラスは、小さいほうがロブマイヤー・バレリーナ、
大きい方がラ マルヌ グラン ブラン。
いずれも<手ふき>の世界に冠たる逸品です。
このシャンパーニュ殿下をお二人でお召し上がりの”幸せ者”の方に、
このグラスいずれがお好みか?、時系列でお伺いすると、
お一人の方は、終始ラ マルヌ グラン ブラン(大きい方)、
もうお一人の方は、初めはロブマイヤー・バレリーナ、
そして最終結論は、ラ マルヌ グラン ブラン!
今年で56歳のシャンパーニュ殿下が、ラ マルヌ グラン ブランの
大きなグラスの中で3時間以上微動だにせずに<持ち堪える!!>
正に驚愕に次ぐ、驚愕!!です。
とろりとした、高貴な液体は、微量であっても口中を支配します。
泡の立ち上がりは希薄ですが、舌を心地よく刺激をしてくれます。
その芳香は、凍てつくパリの街角で売っている<フランス栗>を
<クレーム ブリュレ>にした感じ^^
その泰然自若さに圧倒されながら、幸せ感に浸ることができます。
この危険なシャンパーニュ殿下!
一度足を踏み込むと後戻りできません^^
是非ご用心くださいませ。
10月吉日、このJoseph Perrier Cuvee Royale1959を
メインに置いた、シャンパーニュ古酒ワイン会を開催いたします。
要ご覚悟!!
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