2019年9月30日月曜日

スペシャルワイン会9月会:オリヴィエバーンスタイン2016年Ver1

ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ アン マグナム
コルトン シャルルマーニュ2016年オリヴィエバーンスタイン
ジュヴレ シャンベルタン ヴィラージュ2016年
シャンボール ミュジニ プルミエ クリュ ラヴロット2016年
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ シャンポー2016年
クロ ド ヴージョ2016年
マジ シャンベルタン2016年
シャンベルタン クロ ド ベーズ2016年 
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ アン マグナム
コルトン シャルルマーニュ2016年オリヴィエバーンスタイン
ジュヴレ シャンベルタン ヴィラージュ2016年
シャンボール ミュジニ プルミエ クリュ ラヴロット2016年
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ シャンポー2016年
クロ ド ヴージョ2016年
マジ シャンベルタン2016年
シャンベルタン クロ ド ベーズ2016年 

コルトン シャルルマーニュ2016年
前々日抜栓、グリーンを帯びた煌びやかなイエロー。
強烈なミネラル、夥しいクレーム(クリーム)、完熟メロン、
含むと、甘苦い完熟メロン、岩屑のミネラル、舌を絞る酸、濃密で皇か。
当日22日、丸みを帯びたミネラルに変身、
完熟の白桃!舌を絞る酸、皇かでスムーズ。
ジュヴレ シャンベルタン ヴィラージュ2016年
前日抜栓、
小さな赤い果実、フランボワーズ、レッドカラント、レッドチェリー。
好ましい樽香、背筋の伸びる美しい酸が唾液を促す。 
当日22日、
赤系果実は、”炙り肉”に発展!
シャンボール ミュジニ プルミエ クリュ ラヴロット2016年
前日抜栓、
プラムコンポートの背後にゴシック様式の石灰のニュアンスが美しい。
含むと、香り通りのプラムのコンポートが口いっぱいに広がる。
当日22日、
セクシーでスレンダーな美女に!
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ シャンポー2016年
前日抜栓、
赤い果実のグミ!
神経を逆なでするような金属的なタッチ。
フランボワーズのシャワー。
当日22日、
甘草の嵐に発展。
チャーミングで美味しいグミ、金属的な渋さ。
クロ ド ヴージョ2016年
前々日抜栓、
唾液を促すエレガントな酸、完熟桑の実。
パープルの完熟果実。
甘苦い果梗のニュアンス。
当日22日、
満開のタチアオイの花の芳香!
ショコラ⇒オランジェットに変身。
迷路のコンプレックス。
シャンブレ後は、ミルクチョコレート。
マジ シャンベルタン2016年
前々日抜栓、
熟した黒系果実、ブラックチェリー、ブラックカラント。
ハーブィーな藁のニュアンス、
なめらかでしっとりしたドライフルーツの入ったパウンドケーキ。
当日22日、
ソヴァージュな甘草に発展!
ローズマリーの蜜、ロマラン!
ブラックカラントのコンポート!
ココアパウダー!
ブラックチェリー入りショコラ
甘美!!!
シャンベルタン クロ ド ベーズ2016年
前々日抜栓、
沸々と湧き出る地力のエネルギー。
重さなど無縁な、浮遊感のあるしっとりとしたエレガントさ。
凄みさえ感じる高潔さ。
当日22日、
舌なめずりする程の粘性、しかし、あくまでもエレガント。
全てを包み込む包容力。
底知れぬ、ブラックホール。
この酒を2066年に楽しめる方は、真のマニア!


 グラスは、オーストリアの銘品!
”ザルト ブルゴーニュ”


 本日のお料理達・・・!
 花咲蟹とムール貝のテリーヌ
 秋鮭と牡蠣のグラタン
 純血イベリコ豚デベジョータ60か月生ハム
厚岸・仙鳳趾産牡蠣のムニエル 

 特選!!イチボのステーキ フォワ・グラを乗せて


 フランス農家製フロマージュ
秋鮭とキノコの土鍋ご飯

ガトーショコラ(画像失念)


ご参加頂きました皆様、有難うございました。
ブルゴーニュで現在、最もホットな存在である、
”オリヴィエ バーンスタイン”
その最高傑作である2016年物の全てを、
9月10月の2回でお味わい頂く、
暴挙!!?の会・・・!

このワイン、真の飲み頃(アミノ酸の旨みを感じる熟成)は、
ヴィラージュで25年、
プルミエ クリュで35年、
グラン クリュは、40年から50年、
(コルトン シャルルマーニュ30年から35年)

通常、リリース直後は開いていますが、
その後、閉じてからは頑として開きません。
近年の例外的な赤の当たり年の、
1990年物は、10年後の2000年から2003年まで開いていましたが、
2005年には閉じて、現在まで閉じたままです!
因みに、そのサンプルは、
Musigny Vieilles Vignes'90Domaine Comte Georges de Vogue
Musigny'90Domaine Leroy
Richebourg'90Domaine Leroy
Clos de la Roche'90Domaine Leroy 
Romanee Saint Vivant'90Domaine Leroy
La Tache'90
Bonnes Mares'90Domaine Louis Jadot
Chambertin Clos de Beze'90Domaine Louis Jadot
Chambertin'90Domaine Armand Rousseau
Chambertin'90Domaine Ponsot
等々、超一流酒です。
多分この先も、後10年は同じ状況かと思われます。

そんな、現実を鑑み、今回の暴挙となったわけなのです。
オリヴィエバーンスタインのワイン群は、間違いなく、
上記のワイン達と同列に置くべきワインなのです。

では、本日お召し上がりの皆様の、お好みを発表致します。
(ご参加人数9名様)

本日の1番ワイン!
シャンベルタン クロ ド ベーズ2016年 7票
マジ シャンベルタン2016年 1票
コルトン シャルルマーニュ 1票

本日の2番ワイン!
コルトン シャルルマーニュ 4票
クロ ド ヴージョ 2票
シャンベルタン クロ ド ベーズ2016年 1票
 シャンボール ミュジニ プルミエ クリュ ラヴロット2016年 1票
ジュヴレ シャンベルタン ヴィラージュ2016年 1票

以上のような結果となりました。
以外だったのは、コルトン シャルルマーニュに票が集まったことです。
一番硬いと思っていたからです(^^;
若いながら、ポテンシャルをとって頂いたのですね^^!

シャンベルタン クロ ド ベーズ2016年、
以前、ルイ ジャド社に訪問した際、
当時の醸造長である、ジャック ラルディエールさんが
シャンベルタン、シャンベルタン クロ ド ベーズの
地のエネルギーは特別で、その溢れ出るエネルギーを
ボトルに封印することが私の使命なのです。
と言われておりました。
正に、特別中の特別なテロワールですが、
それを表現し得るのは、大変なことです。

オリヴィエバーンスタインの
シャンベルタン クロ ド ベーズ!
エレガントの中に凄みを感じとれる、稀有なワインでした。

来月10月20日は、
シャンベルタンの登場です!

0 件のコメント:

コメントを投稿