23Jan,2013.
2013年第1回極上ワイン会
Louis Roederer Cristal'90
Montrachet'96Domaine Jacques Prieur
Mazis Chambertin'90Domaine Faiveley
Chambertin Clos de Beze'90Domaine Faiveley
Echezeaux'85Domaine Joseph Drouhin
Clos de Vougeot'85Domaine Faiveley
Dom Perignon'82
ルイ ロデレール クリスタル1990年
フランスで最も権威のあるワイン評価本”ル クラッスマン”の
”20世紀のフランスワイン100”に選出された1本
(因みにシャンパーニュは10本が選出されました)
ストロー・イエロー・ゴールド、極細かい泡粒
堅牢なミネラルに閉ざされている。
やや時間を置くとトーストにハニーが香る
未だ酸が強く飲み手を拒否している様だ
確か6本目の90年だが最も堅いボトル
グラスをブル赤用に変更
徐々にあの包み込むようなふくよかな甘さが顔を出してくれた
モンラッシェ1996年ドメーヌ ジャック プリウール
当ドメーヌの女性醸造家ナディーヌさんの傑作モンラッシェ
色香漂う淡い黄金色
96年は大変酸の強い年だが、十数年でだいぶ溶け込んできた。
噛めるほど、ゆらっと、こってりした、濃密な液体
未だやや閉ざされているが、なだめすかすと
トロピカルフルーツが顔を出す
しかしあくまでエレガント、新世界風の趣はない
皆様ドンペリニョンの後までひっぱり、感じ入っておられた^^
toratanuフランスワイン会ツアー6月編では、モンラッシェの畑でこの96年ものを楽しみます^^!
マジ シャンベルタン1990年ドメーヌ フェヴレイ
エッジに錆色が浮かび、オレンジが混ざり、スタンバイOKサイン^^
甘草、クローヴが強烈に香り、正に”ソヴァージュ”(←ワイルドだろ~)
マジシャン真骨頂です。
シャンベルタン クロ ド ベーズ1990年ドメーヌ フェヴレイ
中心は未だ黒みがかった濃いガーネット色
砂糖大根煮、ビーフジャーキ-、炙ったハーブ
しかし・・含むと、香りで感じた若い荒々しさは微塵も感じず
”エレガントの極み”
由緒正しい貴族然とした誇りが漂う
エシェゾー1985年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
夕焼けが滲む黄昏色
東洋風スパイスが怪しく香り思わず引き込まれそうになる
スーボワが支配するねっとりした古酒
クロ ド ヴージョ1985年ドメーヌ フェヴレイ
オレンジの混じる高貴なガーネット色
一気呵成な果実味の嵐
赤系の果実のコンポートのみならず、紫系果実まで顔を出す
トータルバランスに優れた驚愕のクロヴジョ!
ドン ペリニョン1982年
30年にして驚く程のガス圧
抜栓時の”和三盆”糖の芳香がらしい^^
間もなく高貴な”トパーズ”に変身しそうなイエローゴールド
クレームブリュレ、パンプルムース炙り焼き
シトロンコンポート
30歳の若々しいドンペリニョン!
本日のお料理たち・・・
サーモンと季節野菜のアスピック
バジル風味のトマトとキャヴィアのソース
ロワール産白アスパラガス
トリュフ風味のオランデーズソース
ブルターニュ産ブルー・オマール
白ポルトと椎茸のソース
ブルターニュ産ブルー・オマール
爪肉のサラダ
新潟・潟東産・無双網猟物”野鴨”胸肉炭火焼
サルミ風・血のソース(Canard au sing)
農家製フロマージュ
トリュフ風味のタリアテッレ
ミントの香りの苺のスープ
ご参加頂いた皆様方です。
本日一番のお好みをお伺いしたところ・・・
モンラッシェ2票
シャンベルタン クロ ド ベーズ4票
エシェゾー3票
クロ ド ヴージョ2票
ドン ペリニョン2票
という結果でした。
数が合いませんが(苦笑)
極上ワイン会初参加の皆様が3名様いらっしゃいましたが
ご満足頂けましたようで、ホッといたしました^^
本日活躍してくれたワイン達です。
現況年7回開催している極上ワイン会、
今最高の飲みごろのブルゴーニュ美酒と
驚愕のシャンパーニュを、存分にお楽しみ頂く会です。
2013年最初の会をお楽しみ頂きました。
次回開催は3月の予定です。
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