2016年12月30日金曜日

第3回世紀のワイン会:ラ ターシュ古酒会'47/'86/'89/'90/'94

ロマネ コンティのない6年間の責務を果たした優れもの!!
 ドン ペリニョン1996年
コルトン シャルルマーニュ1990年アン マグナム
コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ フェヴレ
コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
モンラッシェ1992年メゾン ルイ ラトゥール
ラ ターシュ1994年
ラ ターシュ1990年
ラ ターシュ1989年
ラ ターシュ1986年
ラ ターシュ1947年
 
 
ドン ペリニョン1996年
20年の時を経て、高い酸が綺麗に溶け込み始めバランスが取れてきた^^
今後30年間マニアを虜にすること間違いなし^^!
コルトン シャルルマーニュ1990年ドメーヌ ルイ ラトゥール
ゴージャスなゴールドカラー。
思わせぶりなたっぷりの脚。
色調と歩調を合わせるミネラルハニー。
爆発目前の趣。
粘性に富み口中に溢れるコムハニー。
思わず舌舐めずり、暴発寸前の凄味!
コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ フェヴレ
前者と同じ色調ながら、わずかにグリーンを湛えた色合い。
ゆったりたっぷりの脚。
アップルハニークリーム。
濃密さでは前者の敵ではないが、より繊細で複雑なミネラルの魅力!
この世に1672本しかないワイン殿下!
コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
著しく艶っぽいゴールド。
誇らしげで獰猛なミネラル。
LLと同じ方向の暴発寸前の蜂蜜香。
Le Charlemagne!!正にシャルルマーニュ皇帝の威厳!
*このワインは来年のフランスツアーで、ドルーアン社に逆輸出し、
元フランス国王のカーヴにて皆さんと楽しみます⇒2本^^
 
モンラッシェ1992年メゾン ルイ ラトゥール
<熱き石が宿る・・・!>
 
一時間後・・・!
金塊を溶かしたゴールド色。
金塊を舐めているようなミネラルの主張。
CCとはミネラルの在り方が全く違う。
正に熱き石が宿っている。
中庸、正に中庸・・・!
ラ ターシュ1994年
凛としたガーネット。
未だ強く新樽が主張する。
オレンジピールの苦みがアクセント。
ラ ターシュ1990年
エッジに錆色が浮かびだした。
何と美しいガーネット色か!!
柔らかなタンニン、ダークショコラの甘みと苦みが顕著。
未だ角張っているが、暫くすると舌を優しく包み込んでくる。
大らかで、包容力があり威厳に満ちている。
若くして完成されているワイン殿下!
ラ ターシュ1989年
深みのある貴族的なガーネット色。
薄らとダークショコラ、ココア香のタンニンが好ましい。
1990年を小造りにしたような共通性がある。
新樽香はこちらの方が強く感じる。
全体のバランスでも偉大な兄に譲る感じ。
一般的な1989年の持つ柔らかさは微塵もない。
ラ ターシュ1986年
グラスのエッジに暖かなオレンジが浮かぶ。
美味しそうな色合い。
スーボワ、大地の暖かな包容力。
甘くしなやかな大人しさ。
旨みたっぷりのアミノ酸が主張する。
正に今飲み頃^^!
  とても美しいラターシュ色^^
これはナント!!素晴らしい約束手形^^
 ラ ターシュ1947年
余りに艶っぽく美しい黄昏色・・・
ラ ターシュ1947年
ナント透明で奥深いのか・・・
 ラ ターシュ1947年
妖艶さは影をひそめ、凛とした趣。
 ラ ターシュ1947年
ミュジニの怜悧な美しさでなく、シャンベルタンの迸るようなエネルギーではなく、
シルキーで優しく包み込むような暖かさ、ロマネ コンティのない6年間の内の
飛び切りの当たり年の自覚がそうさせたのか??
 
 
 
本日のお料理達・・・
活車海老とEX黒トリュフのラビオリ コンソメ
 天然鮃のブランダード EX黒トリュフのソース
 イベリコ豚デ ベジョータ後脚60ヶ月物生ハム
 益田漁港産超特選!!黒鮑 EX黒トリュフのバターソテー
 新潟・無双網猟物<野鴨>腿肉コンフィ たっぷりのEX黒トリュフをまぶして
新潟・無双網猟物<野鴨>胸肉バトー炭火焼き 
 フランス農家製フロマージュ
エポワッス、ブリアサヴァラン、ボフォール
野鴨&みつせ鶏出汁の温かい稲庭うどん 
 EX黒トリュフたっぷり投入の贅沢!!スフレ

 
ご参加頂きました皆様有難うございました。
あっという間の4時間でした・・・
皆様の胸に深く刻み込まれた会となり得て幸せです・・・。
 
次回の世紀のワイン会は、Domaine Leflaive Montrachet垂直会です。
 


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