2015年6月16日火曜日

極上ワイン会:ルロワムルソーペリエール&シャルムvsラフォン クロドラバール

今回の極上ワイン会は、ムルソー対決でスタートです。
メゾン ルロワ シャルム97年ペリエール97年、シャルム90年、
そしてラフォンのクロ ド ラ バール89年です。
 テタンジェ アール コレクション1982年
ムルソー プルミエ クリュ レ シャルム1997年メゾン ルロワ
ムルソー プルミエ クリュ レ ペリエール1997年メゾン ルロワ
ムルソー プルミエ クリュ レ シャルム1990年メゾン ルロワ
ムルソー クロ ド ラ バール1989年ドメーヌ デ コント ラフォン
クロ サン ドニ1990年ドメーヌ ピエール アミオ
ヴォルネ プルミエ クリュ クロ デ デュック1988年ドメーヌ マルキ ダンジェルヴィーユ
コルトン クロ デ コルトン タストヴィナージュ1982年ドメーヌ フェヴレ
コルトン ブレッサンド1978年メゾン カミール ジルー
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ クロ サン ジャック1971年エイヴェリー 
テタンジェ アール コレクション1982年
ムルソー プルミエ クリュ レ シャルム1997年メゾン ルロワ
ムルソー プルミエ クリュ レ ペリエール1997年メゾン ルロワ
ムルソー プルミエ クリュ レ シャルム1990年メゾン ルロワ
ムルソー クロ ド ラ バール1989年ドメーヌ デ コント ラフォン
クロ サン ドニ1990年ドメーヌ ピエール アミオ
ヴォルネ プルミエ クリュ クロ デ デュック1988年ドメーヌ マルキ ダンジェルヴィーユ
コルトン クロ デ コルトン タストヴィナージュ1982年ドメーヌ フェヴレ
コルトン ブレッサンド1978年メゾン カミール ジルー
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ クロ サン ジャック1971年エイヴェリー
テタンジェ アール コレクション1982年
 
ややくすんだ色調、輝きに乏しい・・・。
恐る恐る香りの確認、濃密な熟し方、
マデリゼの余韻は微塵も感じられない^^
ぎりぎり、瀬戸際で踏みとどまってくれた。
目視出来ない泡だが、含むと舌には心地よく感じられる。
美味しいアップルパイを頬張った感じ^^
林檎のコンポートの優しい苦みがアクセント。

ムルソー プルミエ クリュ レ シャルム1997年メゾン ルロワ
 
エッジにグリーンをたたえた艶やかなイエローゴールド。
グレープフルーツのピールのコンポート、
清々しいシトラス系の苦み。
香りと同様の口をすぼめたくなる豊かな酸。
ミディアムボディでグレープフルーツの心地よい苦みが後を引く!
ムルソー プルミエ クリュ レ ペリエール1997年メゾン ルロワ
 
前者よりやや濃厚な色合い、キラキラ輝く色調。
ゆっくりと流れ落ちる美味しいそうな脚^^
フリンティーな香りが顕著、品格あるミネラルが支配する。
石灰のミルフォイユ、根が石灰岩のミルフォイユを通り抜けながら
石灰に同化していく、<ザ ペリエール!!>
 ムルソー プルミエ クリュ レ シャルム1990年メゾン ルロワ
 
たっぷり、ネットリした脚、濃密この上ない。
濃いゴールド色。
色合い通りのハニー、コムハニー、カラメルが香りを支配。
1990年の炙られたような濃厚な香り、くどいほど甘く、トロトロ。
ムルソー クロ ド ラ バール1989年ドメーヌ デ コント ラフォン
 
キラキラ輝く星屑のような美しい黄金の色彩。
これぞ!!ムルソーの理想の色調!
<黄金のムルソー>
ツンとする気高い酸!
ミネラルが綺麗に溶け込んでいる。
酸、甘、苦のバランスに優れる。
ヴィラージュ故に余韻は長くないが、今絶頂!
1989年の余裕~~!
クロ サン ドニ1990年ドメーヌ ピエール アミオ
 
エッジに錆色の飲み頃サイン!
飛び切り美しいガーネット色。
爽やかなミネラルを取り込んだ赤すぐりの甘みと苦みが愛くるしい。
スーボワに絡む赤すぐりのコンポート。
麗しきClos St.Denis!!!
ヴォルネ プルミエ クリュ クロ デ デュック1988年ドメーヌ マルキ ダンジェルヴィーユ
 
パープルをたたえたガーネット。
果梗の心地よい渋み、苦み。
ウォッシュチーズの皮、シェーブルの酸味が特徴的な芳香。
ジュージューと脂を滴らせた小鴨の炙り焼きと合わせたい^^
コルトン クロ デ コルトン タストヴィナージュ1982年ドメーヌ フェヴレ
 
エッジに年輪を刻む淡いガーネット色。
ネットリとした甘さをたたえた、砂糖大根煮の芳香。
ブルゴーニュの赤にとって困難な1982年の希薄さは皆無!
優しい赤く小さな果実にスーボワのニュアンス。

コルトン ブレッサンド1978年メゾン カミール ジルー
 
中庸ガーネtットは淡いが艶やかな色調。
果梗、根の甘苦い香りが特徴的。
収量過多の1982年の平均値からは信じられない濃密さ!
暖かく包み込むようなピノの魅力満載!
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ クロ サン ジャック1971年エイヴェリー
 
黄昏色寸前の色調。
色調同様、揮発酸が出る寸前の寸止め!
舌なめずりしたくなるようなネットリとした舌触り。
ぎりぎりと感じる寸前に、押し返す酒力を持つ。
メインを張れるプライドを持つ名畑の「自力+磁力」
 

 本日のお料理達・・・
 オマール海老とサマートリュフのサラダ
 フォワグラとセロリラヴのテリーヌ
 鮃のブレゼ 宮崎産とうきびのソース
 フランス・ラングドック産オーブラック牛
フルール ドーブラックのステーキ
 フランス・ラングドック産オーブラック牛
フルール ドーブラックのステーキ
 フランス農家製フロマージュ
 特製らーめん
ガトーショコラ
 
 
 
ご参加頂きました皆様、本日も有難うございました!
スタートのテタンジェ コレクション1982年、今回はかなり熟した感じでした。
ぎりぎりの美味しさでしたね^^
ムルソーあれこれ対決は有意義でしたね。
しかし、流石のルロワ女史をしても、1990年は難しかったか?!
モレサンドニ村のマイナーな特級、クロ サン ドニ1990年素晴らしかったですね。
正にこのワインの最高の一瞬を摘み取ってあげることができました^^!
ピエール アミオ、アミオ セルヴィル兄弟、地味ですが良い仕事しますね^^
ヴォルネ クロ デ デュックはやや閉じている気配でした。
コルトン クロ デ コルトン1982年は流石フェヴレ家のフラッグシップワインでした。
ネットリとした甘さが印象的でした。
コルトン ブレッサンド1978年は未だ若さが顕著の逸品でした。
そして、メインのクロサンジャック1971年エイヴェリーズ!
涙物の素晴らしさでした。
当時、強大なネゴシャンは出来の良い樽を<巣>に持ち帰り、
しっかり瓶詰め!
今回の働き蟻は、ロンドンからやって来ました^^!
Avery's最近は見かけなくなりました。
次回も飛び切りのラインナップでお迎えいたします!!
 


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