2016年6月15日水曜日

スペシャルワイン会6月会:スペイン・ガリシア栗豚ワイン会<完熟ブル白大会>!

ブルゴーニュ白完熟!!1989/1988/1986
&東京オリンピック年1964年赤の競演!
 ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ 3L
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ シャン カネ1989年ドメーヌ ルイ カリヨン
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュレ ルフェール1989年ドメーヌ エティエンヌ ソゼ
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ コンベット1988年ドメーヌ エティエンヌ ソゼ
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ シャン カネ1988年ドメーヌ エティエンヌ ソゼ
シャサーニュ モンラッシェ プルミエ クリュ ラ ロマネ1964年ドメーヌ モレイ コフィネ
メルキュレ プルミエ クリュ クロ デ ミグラン1964年ドメーヌ フェヴレ
ボーヌ プルミエ クリュ クロ デ ムーシュ1964年ドメーヌ ジョゼフ ドルーアン
 
 
本日のお料理達・・・
  
 彩カルパッチョ 厚岸牡蠣のアクセント
(白身は、益田漁港産石鯛)
 イベリコ豚デ ベジョータ後脚36か月生ハム
 厚岸牡蠣のリゾット サマートリュフ風味
 鮃のムース包み シャンパーニュソース
 スペイン・ガリシア産栗豚ロティ 北あかりピューレ
 フランス農家製チーズ
オッソイラティ、エポワッス、ブリードモー
柑橘類のモザイク仕立
 
 
ご参加頂きました皆様、有難うございました!!
本日のメイン食材が、スペインのポルトガル寄り、
ガリシア産の栗豚という銘柄豚でしたので、
ブルゴーニュの完熟白を中心の構成でした。
ガリシアは、古来より栗の名産地として有名で、
肥育の最終5週間に、この名産の栗を食べさせ肥育をするという
こだわりの豚君です。
まずは、たっぷりのポル ロジェで喉を潤して頂きスタート!
先ず、白4種は、ピュリニー モンラッシェから。
いずれもムルソー村の村境にある名畑、
レ シャン カネ、レ コンベット、レ ルフェールです。
シャンカネはムルソー ペリエールのすぐ隣、
コンベット、ルフェールはムルソーシャルムのすぐ隣という
位置関係です。
造り手は、89年のシャンカネがドメーヌ ルイ カリヨン。
残りはすべて、ドメーヌ エティエンヌソゼです。
そして、シャサーニュ モンラッシェから1点、
プルミエ クリュ ラ ロマネ1986年ドメーヌ モレイ コフィネです。
 
この4種のピュリニーモンラッシェの1位、2位を伺いました。
本日のご参加者は9名様です。
ピュリニーモンラッシェ1位
レ シャンカネ89年ルイ カリヨン4票
レ ルフェール89年ソゼ1票
レ コンベット88年ソゼ1票
レ シャンカネ88年ソゼ3票
 
ピュリニーモンラッシェ2位
レ シャンカネ89年ルイ カリヨン1票
レ ルフェール89年ソゼ1票
レ コンベット88年ソゼ4票
レ シャンカネ88年ソゼ3票
 
そして、ここにシャサーニュモンラッシェ ラ ロマネ1986年を入れた、
本日白5種での1位を伺いました。
ピュリニーモンラッシェ レ シャンカネ89年ルイ カリヨン5票
ピュリニーモンラッシェ レ ルフェール89年ソゼ1票
ピュリニーモンラッシェ レ コンベット88年ソゼ0票
ピュリニーモンラッシェ レ シャンカネ88年ソゼ2票
シャサーニュモンラッシェ ラ ロマネ86年コフィネ1票
ルイ カリヨン作、レ シャンカネ89年が一番人気でした。
骨格が一番しっかりしていて、きらびやかさが評価されたのですね。
 
メイン料理から、フロマージュに移り、
ここで東京オリンピック年1964年物の赤を2種、
1種目は、フェヴレ作メルキュレ 1級クロ デ ミグラン、
2種目は、ドルーアン作ボーヌ クロ デ ムーシュ、
まず、メルキュレ クロ デ ミグランですが、
日本では余程のマニアでも選ばないワイン、
しかしこのワインは同社の誇りとして、
常に気合を入れて造られる逸品なのです。
また、ボーヌ クロ デ ムーシュはやはりドルーアン社の
フラッグシップとして有名なワイン!
(余談ですが、ドルーアン社の元フランス国王のカーヴにある
最も古いワインは、ボーヌ クロ デ ムーシュ ルージュ1921年です^^)
 
いずれも半世紀を超えたワインですが、果実味がたっぷりで、
美しい自己主張をする逸品でした。
 
そして、本日のすべての1位を伺いました!
ボーヌ クロ デ ムーシュルージュ1964年4票
メルキュレ クロ デ ミグラン1964年4票
ピュリニー モンラッシェ レ シャン カネ1988年ソゼ1票
以上の結果でした。
 
半世紀を経て、美しい熟成を果たした赤2種が同点1位!
という結果でした。
通常弊店では、レベルの高い白をお出しすると、
その日の赤を凌駕してしまい、
<赤喰いの白>という造語が出来上がりましたが、
今日は稀有な、その逆!が成立しました^^
飛び切り上質な白5種を喰ってしまった
<偉大な半世紀赤>!
 
来月7月のスペシャル会も凄いです!
後1席有ります。
 
本日も有難うございました!


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