2019年1月18日金曜日

伝説の造り手:ドメーヌ クレール ダユ シャンベルタン クロ ド ベーズ1969年

Chambertin Clos de Beze1969Domaine Clair Dau
シャンベルタン クロ ド ベーズ1969年ドメーヌ クレール ダユ

ドメーヌ クレール ダユ、
1919年コートドール最北、マルサネ村に設立され、
フラッグシップは、シャンベルタン クロ ド ベーズ、ボンヌ マール、
ミュジニ等偉大なグランクリュより伝説的なワインを輩出。
20年代30年代は、第一次世界大戦後の大不況、
この激動の時代に創設者ジョゼフは、ロゼ ド マルサネの製造をはじめ、
近隣にも推奨し、この難局を乗り切っていった。
その後、30年代後半には息子のベルナールがドメーヌに参入し、
低収量で高品質のクローン使用に取り組み、
ドメーヌは益々繁栄していった。
しかし、1971年創設者のジョゼフが亡くなり、相続問題で家族が崩壊し、
80年代前半には、ドメーヌが崩壊。

1985年一部を残し(ドメーヌ ブリュノ クレールへ)、
メゾン ルイ ジャドに譲渡される。
この買収劇で、ルイ ジャド社は一躍超一流の生産者として
地位を確立していった。
現在でも、ルイ ジャド社の赤のフラッグシップは、
シャンベルタン クロ ド ベーズ、ボンヌ マール!
正に、ドメーヌ クレール ダユから引き継いだグランクリュである!

21世紀に入ってから、ドメーヌ クレール ダユの古(いにしえ)の古酒は
中々お目にかかれなくなりました。
昨年末の1983年ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ レ カズティエは
ネットリとした舌触りの佳酒でした。
(1983年は灰色かび病のでた、難しい年でした)

シャンベルタン クロ ド ベーズ1969年ドメーヌ クレール ダユ
Chambertin Clos de Beze'69Domaine Clair Dau

来月のワイン会に降臨いたします!
どんな感動授けてくれるのか?
とても楽しみです^^!


2019年1月12日土曜日

超希少なシャブリ:シャブリ プルミエ クリュ<ピック プルミエ>1989年メゾン アルベール ピック

Chablis 1er Cru<Pic 1er>'89Maison Albert Pic

シャブリの優秀なネゴシャンとして、70年代80年代に名を馳せた
アルベールピック社は、経営者のミッシェル レモンの名でも
リリースしてシャブリのアペラシオンの違いを綺麗に出した佳酒。
昔々^^この太瓶を随分飲みました。
1984年にロワールのラドーセットに買収されました。
品質はむしろ向上したかと思います。
この<ピック プルミエ>、グランクリュ3、プルミエクリュ7の混醸で、
同社のフラッグシップワインとして有名でした。

この久しぶりのボトル・・・、
どんな感動を与えてくれるのか、とっても楽しみです^^!
2月のSPワイン会に登場いたします。

2019年1月7日月曜日

偉大なシャブリ:Chablis Grand Cru Les Clos'85Domaine Auffray シャブリ グラン クリュ レ クロ1985年ドメーヌ オーフレイ

マニアの方でもお馴染みではない、ドメーヌ名。
このドメーヌは、実はドメーヌ ウィリアム フェーブルの別名です。
中身は全く同じもの。
シャブリ グランクリュの20%程を所有している、
大ドメーヌです。
新樽比率25%で樽熟成をし、皇かなラノリンを身に纏います。
その熟成能力は傑出していて、10年以内の抜栓は犯罪です^^
偉大なシャブリらしい、キンメリジャンからの美しい酸に
驚きの感動を覚えます。

上級ワイン会では、何度か出展致しましたが、
久しぶりのリリースです^^!

2019年1月5日土曜日

伝説の生産者!ドメーヌ グリヴレ!!Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes'71Domaine Grivelet

伝説の造り手、ドメーヌ グリヴレを久しぶりにリリース致します。
 Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes'71Domaine Grivelet
シャンボール ミュジニ プルミエ クリュ レ シャルム1971年ドメーヌ グリヴレ

元々、ワイン生産者に樽を供給する家系でしたが、
シャンボール ミュジニに本拠を置き第二次世界大戦前後、
ワイン造りを行うようになりました。
60年代には既に銘醸家として名を馳せていて、
このワイン、Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes'71Domaine Griveletは、
絶頂期の当たり年の作品です。
1971年は、惨憺たる70年代に有って1978年と共に、
現在進行形のスーパーヴィンテージです。
80年代の作品には出会ったことがありませんので、
他の生産者同様、1974年のオイルショックで著しく調子を落とし、
没落したものと思われます。

その作風は、エレガントで香しく・・・!
唖然とするほどの力を秘めています。

5本所有する1本目の抜栓は、
今月中旬の<極上ワイン会>のメインワインとして登場いたします。



2019年1月3日木曜日

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

本年もtoratanuは、ブルゴーニュ、ボルドー、
シャンパーニュの古酒好きのマニアの皆様の為に、
レアな佳酒をご提供し続け、ご満足頂けますべく努力を積み重ねていく所存でございます。

既に1月、2月のワイン会をいくつかリリース致して
ございます、(公開ワイン会、事前非公開ワイン会含む)
本年上半期の、<世紀のワイン会>は今や手に届かぬ存在と化した、
Domaine Henri JayerのVosne Romanee 1er Cru
Cros Parantouxの垂直会を開催致します。

詳細は後日となりますが、アンリ ジャイエのワインは確定です。

*Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux
En Magnum'09Domaine Emmanuel Rouget(1.5L)

*Vosne Romanee'93Domaine Henri Jayer

*Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux'93
Domaine Henri Jayer

*Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux'86
Domaine Henri Jayer

*Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux'81
Domaine Henri Jayer

白ワインに関しましては、ドメーヌ ドーヴネを予定しております。

有難うございました。




2018年12月27日木曜日

第6回世紀のワイン会:DRCモンラッシェ9垂直会!

23decembre2018.
ロマネコンティ社がつくる、究極の白ワイン、
ブルゴーニュの白ワインの頂点に立つ、モンラッシェ!!
年産3000本前後で、世界中からきつい需要が有り、
幻のワインとしてもとても有名です。
今回最初で最後の会として・・・、
1997年~1976年ものまでの9垂直のワイン会です。
'97/'94/'93/'90/'89/'88/'85/'84/'76

 Pol Roger Brut Reserve En Magnum<1.5L>
Corton Charlemagne'90Domaine Louis Latour
Montrachet'89Maison Remoissenet(Baron Thenard)
Montrachet'97/'94/'93/'90/'89/'88/'85/'84/'76
Domaine de la Romanee Conti
Charmes Chambertin'85Domaine Faiveley
 Pol Roger Brut Reserve En Magnum<1.5L>
Corton Charlemagne'90Domaine Louis Latour
Montrachet'89Maison Remoissenet(Baron Thenard)
Montrachet'97/'94/'93/'90Domaine de la Romanee Conti 
 Montrachet'89/'88/'85/'84Domaine de la Romanee Conti
 Montrachet'76Domaine de la Romanee Conti
Charmes Chambertin'85Domaine Faiveley



コルトン シャルルマーニュ1990年ドメーヌ ルイ ラトゥール
唯一出自の違うシャルドネですが、ルイ ラトゥール史上
最も当てた物として有名で、シャルドネの頂上対決として
前座で登場させました^^

太陽をイメージできるほど、陽で明るいシャルドネ、
アカシアの蜂蜜そのもののボリューム感。
素晴らしい!
モンラッシェ1989年メゾン ルモワスネ(バロン テナール)
バロン テナールのモンラッシェを当時、独占的に瓶詰め販売。
比較的緩い体質だが、世紀のヴィンテージ1989年は出色の出来!

白い花の花束!スイカズラが美しく香る、岩清水のミネラル感が好ましい、
美味しいクリームを挟んだ小粋なクッキー。
美しいバランス。
 モンラッシェ1997年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
レストランヴィンテージの1997年、そろそろ全開か!?

ストローイエローの色調。
そのストローの香りに蜜が混じる。
ストローハニーの押し出しの強さに目眩がする程、
オレンジの花の蜜に、岩のミネラルが溶け出してくる。
 モンラッシェ1994年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
90年代中小さな年だが、白は中々。

前者と異なり、スレンダーな印象。
柑橘系、シトロンピール、岩清水に蜜を垂らした清々しさ。
 モンラッシェ1993年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
遅摘みのDRCにとっては良いヴィンテージ。

濃い色調。
麝香、アニス、トリュフ、大地の熟れ。
熱き石の主張。
豪奢なカラメル。
 モンラッシェ1990年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
偉大な赤のヴィンテージ、シャルドネにとっては熱すぎたか。

強いゴールド色。
菩提樹の花の蜜がムンムン香る。
太く短いモンラッシェ!
モンラッシェ1989年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
空前絶後!この数十年で最も当てた、偉大なる白のヴィンテージ。

 ゾクゾクする程深遠なレモンの核。
香ばしいサブレに高貴なレモンクリーム。
絶妙な酸に美味しい風味。
偉大な持続力。
 モンラッシェ1988年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
前評判ほどのポテンシャルのないヴィンテージ、果たして?

グリーンを帯びた美しいイエロー。
清楚でこじんまりした印象。
きれいな柑橘系の芳香。
岩のミネラル、好ましい酸、
余韻はやや短い。
 モンラッシェ1985年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
90年同様、偉大な赤の年。
白はやや儚いものが多い年。
しかし、酒齢20年で試飲した十数年前、
バランスの良さに愕然とした!

気品あるゴールド色。
キンメリジャンを感じるミネラル、白い花、
秀逸なバランス。
トロリと皇かで美しい。
エロチシズムを感じるデリケートな余韻。
 モンラッシェ1984年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
80年代で最も小さな年。
しかし、この年のロマネ コンティは凄かった!
期待大!!

美しく繊細微妙な押し出し。
きれいな岩清水のミネラルに蜜の滴。
パスティスに蜜。
スレンダーだが流石上手くまとまっている。
 モンラッシェ1976年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
異常に暑くブルゴーニュにとっては非常に難しい年。
この十数年で3度目の抜栓。
前回は数年前、1986年物と同時に。
その時は1986年物を凌駕!

残念ながら、高貴なカラメルと化していた。
 コルクがやや痩せ、前2者とは別物。
 Charmes Chambertin'85Domaine Faiveley
20年ほど前、ロバートパーカー氏が当時98点を献上した、
超絶!!シャルムシャンベルタン!

引き込まれそうな美し過ぎるガーネット色。
きびきびした小さな赤い果実が躍る。
大らかな大地のニュアンス、
スーボワにやや蜜が香る。
赤ワインに蜜=極偉大な酒質の条件!



本日のお料理達・・・
 フランス産活けブルーオマールとフォワ・グラのフラン
 益田漁港産黒鮑 黒トリュフバターの香り
 純血100%イベリコ豚デベジョータ60か月物生ハム
 鮃のポワレ セロリラヴソース
 ブレス産プーラルド(肥育雌鶏)の炭火焼
 農家製フロマージュ
 ブレス産プーラルドの特製らーめん
特製チーズケーキ



ご参加頂きました皆様、大変有難うございました!
DRCモンラッシェを存分にお楽しみ頂きました。
では、皆様のお好みを発表させて頂きます。
まず、90年代のモンラッシェのお好みから。
1997年6票
1993年4票
1994年3票

80年代
1989年4票
1985年4票
1984年3票
1988年2票

では、本日の1番2番の発表です!
まず、本日の1番!
モンラッシェ1985年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 6票
モンラッシェ1989年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 4票
モンラッシェ1984年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 1票
モンラッシェ1993年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 1票
モンラッシェ1997年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 1票

そして、本日の2番!
モンラッシェ1997年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 4票
モンラッシェ1985年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 3票
モンラッシェ1984年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 2票
モンラッシェ1989年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 2票
モンラッシェ1994年ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 1票
シャルム シャンベルタン1985年ドメーヌ フェヴレ 1票 


以上のような結果となりました。
トータルバランスに優れた、1985年、1989年、
今飲み頃の押し出しの強い1997年。
そしてまた一つの金字塔!
80年代で最も小さな年1984年、
赤も白も、決して手を出してはいけない1984年物が
小づくりながら記憶に残る佳酒でした。
やはり、超一流の造り手の外れ年は凄いです^^!

次回の世紀のワイン会は・・・、
HJです。