2011年4月24日日曜日

今私たちのできること・・・チャリティーワイン会開催

4月30日、お付き合いのあるワイン屋さん、
助次郎酒店様が今回の趣旨にご賛同いただき、
シャサーニュ モンラッシェ 1級ラ ブードリオット2004年(赤)4本を
(ドメーヌ ラモネ)
ご協賛して下さいました^^
松本社長さん!有難うございます!!

こんにちは!toratanuです。
いつもお世話になります。

この度の、東日本大震災でお亡くなりになられた方々には心より
哀悼の意を表します。
又、被災された方々に心よりお見舞い申し上げますと共に、
被災地域の1日も早い復興を願っております。

震災から一か月以上が経過いたしました。
被災地より離れた私たちに、今できること・・・。

toratanuではまず、取り扱いの日本酒をすべて東北産に、
特に「岩手」「宮城」「福島」産を重点的に取り扱ってまいります。
ワイン屋の弊店ですから、取扱量はしれていますが、
5年、10年と使い続ければ、多少のお役にたてるかと
存じます。

先日ワイン仲間の方々とワイン会をした際、
経済を活性化させながら、お役にたてること、
「ワイン屋ならワイン屋らしい貢献をしようじゃないか!」
という結論に達し、
”チャリティーワイン会を企画いたしました。”





お付き合いのあるワインのインポーターさん、
(株)オルヴォーさんの開催されている、
ワインイベント"Dive to Wine"とtoratanuの共催で、
ワインと料理を楽しみながら、震災の為の募金がして頂ける
ワイン会を開催致します。

Dive to Wine ブログは・・・↓
http://divetowine.jugem.jp/?eid=16

日時:5月8日(日)18時~
開催場所:とらぬ狸
イベント名称:
「Dive to Wine チャリティーディナー in OMIYA」

会費:13000円(当日現金にて頂戴いたします)
募集お人数様:40名様
残席5席!!!(35/40)です

会費の中から、お一人様につき10,000円を震災の義援金
として、日本赤十字社の【東日本大震災義援金】の口座に
振り込ませて頂きます。

テーマ:シャサーニュ モンラッシェ銘醸各種と料理のマッチング

【ワイン】
(2007) Inflorescence Blane de Noirs Val Vilaine
(Roses de Jeanne)
 "DTW"提供


2006 Chassagne Montrachet Abbaye de Morgeot
(Frederic COSSARD)
 "DTW"提供
1996 Chassagne Montrachet Abbaye de Morgeot
(Marquis de Mac Mahon)
 "toratanu"提供


1996 MAG Chassagne Montrachet Les Grands Ruchottes
(Domaine Pillot)
 "toratanu"提供
2004Chassagne Montrachet La Boudriotte
(Domaine Ramonet)

1985 Chassagne Montrachet Les Morgeots
(Domaine Georges Deleger)
 "toratanu"提供







ワインの見所(飲み所^^)は、元モルジョ修道院の名畑、
アベイ ド モルジョ、
オーナーのマルキ ド マク マオンVS畑を借りた、フレデリック コサールの対決!

又、ドメーヌ ピヨの96年グラン リュショットも有名なワインです!しかもマグナム!

トリは、ドメーヌ ジョルジュ ドレジェのモルジョ85年!
気位が高く、難しい年、85年を制した、数少ない生産者の
一つです。


以下はtoratanu自慢のマッチング料理達です。
【メニュー】
*オードヴル
 インカの目覚めのマッシュポテト シュー詰め
 ホワイトアスパラ 溶かし発酵バター
 グリーンアスパラ サクッとフライ
*高坂鶏Jrクリーム煮
*古代豚カツレツ
*フランス農家製チーズ
*お食事
*デザート コーヒー

お料理も、toratanuらしい極上素材のスローフードです。

こんな会は中々開催不可能です。
"DTW"&"toratanu"の共催により実現致しました。

是非お一人でも多くの方にご賛同頂き、
お越し頂ければ幸いです。
ご予約メールお待ちしております。
http://www.toratanu.com/form/
お電話の場合、048-649-6388

いずれも、「チャリティーワイン会の件」と
お申し付けください。




2011年4月21日木曜日

toratanuレア!ワイン会4月会

10Avril,2011.

今回は史上空前のレア会です。
一般的に、ブルゴーニュワインを知れば知るほど、
離れていくChablis!!

そのChablisのGrand Cruにフォーカスし、
しかも四半世紀遡った空前の当たり年
1986年物の4水平という、激レア会です。

白ワインの古酒はその厳格な保管状況がより求められます。
今回は、いつもに増して特にその出処が優れています。
ロンドンの有名なワインコレクターであった、
故ダグラス ブン氏は、著名な弁護士で、
且つショージャンパー(障害競馬の選手)で
その冷涼なカーヴには、ワインマニア垂涎の
夢のワインが無尽蔵に眠っていました。
そのほんの一部が今回のシャブリ グランクリュ86年なのです。

そのラインナップです^^
*Pol Roger Brut Reserve NV 3000ml
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ ノンヴィンテージ 3000ml

*Chablis Grand Cru Les Preuses'86
Domaine Auffray
シャブリ特級レ プルーズ1986年
ドメーヌ オーフレイ

*Chablis Grand Cru Blanchots'86
Domaine Long Depaquit
シャブリ グラン クリュ ブランショ1986年
ドメーヌ ロン ドゥパキ

*Chablis Grand Cru Vaudesir'86
Domaine Long Depaquit
シャブリ グラン クリュ ヴォーデジール1986年
ドメーヌ ロン ドゥパキ

*Chablis Grand Cru Moutonne'86
Domaine Long Depaquit
シャブリ グラン クリュ ムートンヌ1986年
ドメーヌ ロン ドゥパキ
良い絵ですね^^
横浜からお越し頂いた、苅部先生ご夫妻です。
遠いところ有難うございました!
太宰様ご夫妻です。
ご主人:シャブリらしさでヴォーデジール、
好みではムートンヌ
奥様:ヴォーデジールをお気に入り頂きました。
大原先生ご夫妻です。
ご夫妻共に、ブランショ&ムートンヌ!
芝田様ご夫妻です。
ご夫妻共に、ブランショ&ムートンヌ!
「在庫未だある?あったら全部欲しい」
嬉しいお言葉^^
高橋様ご夫妻、磯崎様です。
ブランショ&ムートンヌをお気に入り頂きました。
   北村様、吉川様です。
北村様:甲乙つけがたいがムートンヌのバランスが◎
吉川様:いずれも素晴らしいが、
オプションの78年ヴァルミュール
初めてお越しの西川様、中西様です。
西川様:ブランショ&ムートンヌ
時間が経つとムートンヌ
中西様:水平が楽しかった
富井様、小嶋様です。
富井様:ムートンヌ
小嶋様:ムートンヌの日当たりの良さ
久しぶりご参加の斎藤様、森田様です。
斎藤様:ブランショ&ムートンヌ
森田様:ムートンヌ&オプションのヴァルミュール78年
そして、ボンヌ マール29年!
平井様、水谷様です。
平井様:
ムートンヌ≧ヴァルミュール78年>ブランショ
>ヴォーデジール>レ プルーズ
水谷様:ムートンヌ、ヴォーデジール、ブランショ
後藤様、加藤先生、関様です。
加藤先生:プルーズ、ムートンヌ、オプションのボンヌ マール29年
関様:ヴォーデジール
額賀様、南澤様、斉藤様です。
額賀様:ブランショ、ムートンヌ
南澤様:ムートンヌ
斉藤様:ムートンヌ
附田様です。
附田様:ヴォーデジール
佐藤様ご夫妻です。
奥様:ムートンヌ
外崎先生ご夫妻です。
先生:ムートンヌ
奥様:ムートンヌ
安藤様ご夫妻です。
ご主人:ムートンヌ
奥様:ムートンヌ
青柳様ご夫妻です。
ご主人:ムートンヌ
昨日4月9日は、小嶋さんのお誕生日!
小嶋さん!お誕生日、そして2回目の成人式、
おめでとうございます!!!
ハッピーバースデイ♪トゥーユー♪♪
皆様のリードをして頂くのは、
勿論!プロの安藤様ご夫妻!
(いつもオプション一杯の
安いギャラですみません(^^;)

パッピーバースデイ♪ディア小嶋さん~~~~♪♪
ハッピーバースデイ♪トゥーユー♪♪
皆様の大合唱で盛り上がって頂きました^^

安藤様ご夫妻!
有難うございました!!

本日のシャブリ グラン クリュ4水平の会!
ご堪能頂けたことと存じます。
中々毎々には、このような会の開催はできませんが、
「願えば叶えられる!」
又皆様に感動して頂けるワイン会を
開催できますよう全力で頑張ります!

有難うございました。



















2011年4月3日日曜日

4月29日(金・祝)開催、空前のアニョー ド レ会!

[年一回のお楽しみ!です^^]

世界最高峰の仔羊を産する「ひま研牧場」の超希少!!!

”アニョー ド レ(乳飲み仔羊)ワイン会”

洞爺湖サミットの晩餐会のメイン素材として

世界中から脚光を浴び、幻の食材として名を馳せ、

本年2月13日(日)のゴールデン枠の

2時間スペシャル番組で牧場の一年を紹介され、

今や、名実ともに世界最高峰の仔羊として

認知された、「ひま研牧場」の仔羊。


その中でも最も希少で年一回、4月中旬~下旬の

2週間のみの出荷という、超希少素材が、

”アニョー ド レ(乳飲み仔羊)”なのです。

癖など微塵もない、柔らかい口どけの良い、

超極上肉です。


当日のお料理は・・・

*オードヴル

常呂産!雲丹パイ包

湯田さんちのホワイトアスパラ 溶かし発酵バター

常呂産!贅沢毛蟹コロッケ


*北海道・白糠「ひま研牧場産」

アニョー ド レ(乳飲み仔羊)料理3点

1.カルパッチョ

2.軽い煮込み 春野菜添え

3.炙り焼き 瞬間スモーク仕立て


*フランス農家製チーズ


*お食事


*デザート


如何ですか?

美味しそうでしょ^^


さて、これに合わせるワイン達ですが・・・

冒頭の画像をご覧ください。


画像左から、

Pol Roger Brut Reserve 6000ml

25名様超えからのご提供となります。

現況後、6名様のご参加でご提供となります。


Pol Rpger Brut Reserve 3000ml

~24名様の場合のご提供となります。


大きいシャンパーニュ、ホント!美味しいですね^^


Meursault Clos de la Barre'98Domaine des Comtes Lafon

ラフォン家の庭に広がる名畑です。

前座には充分すぎるワインですね^^


Corton Charlemagne'92Domaine Michel Juillot

このミッシェル ジュイヨという造り手は、

コート シャロネーズ地区のメルキュレ村一の

造り手として有名で、1404年よりのドメーヌです。

現当主の祖父は、接ぎ木屋としても一流で、

19世紀末のフィロキセラ禍の際、

引っ張りだこだったそうです。

ペルナン ヴェルジュレス村にコルトン シャルルマーニュの

畑を少し所有し、その確かな造りから、

殆どをフランスの著名レストランで消費され、

幻のワインとして有名です。

まして、白の当たり年、1992年物です!

ご期待ください!


Meursault 1er Cru Les Charmes'85Domaine Joseph Matrot

ムルソーの匠、マトロ家のお爺ちゃん名の銘酒です。

1985年の白は、正に”フィネス”のワイン。

響き渡るような、琴の音にも似た、繊細な響きと

アニョー ド レのマリアージュをお楽しみください。


Echezeaux'96Domaine Jacques Cacheux

ヴォーヌ ロマネの職人!ジャック カシュー作の逸品です!

1934年と1952年という大変古木の樹からの

深遠な作品です。

旨味がたっぷり乗り、唾液を促す酸が顕著で、

正に美味しい料理と楽しむワインです。

アニョー ド レ 炙り焼き 瞬間スモーク仕立てと

存分にお楽しみくださいませ。


素晴らしく、感動的な流れを用意させて頂きました。

迷ってる貴方!大いなる感動は、その先にあります^^

2011年4月1日金曜日

極上ワイン会 Comtes Lafon会

30Mars,11.

極上ワイン会 "Comtes Lafon古酒会"


今回のテーマは、”ムルソーの巨匠、ラフォン古酒探究”


このワインの出処ですが、ロンドンの有名な

弁護士でショージャンパー(障害競馬選手)という異色の

肩書きを持つワインコレクター、故Douglas Bunn氏の

カーヴからの逸品です。

本日のラインナップ・・・

Krug'95

Meursault Clos de la Barre'86Domaine des Comtes Lafon

Meursault 1er Cru Goutte d'Or'86Domaine des Comtes Lafon

Meursault 1er Les Perrieres'86Domaine des Comtes Lafon

Meursault 1er Cru Les Charmes'85Domaine des Comtes Lafon

Meursault 1er Cru Les Perrieres'85Domaine des Comtes Lafon

ロンドンの冷たいジメジメしたカーヴの為、

ラベルはボロボロです。 メインのこちらは、奇跡的に整ったラベル Krug'95 迸るような鮮烈なパワー
Clos de la Barre86年

きれいな飴色、ゆっくりと落ちる脚。

顕著なミネラルカラメル、唾液を促す酸余韻は程ほどながら、たっぷりした充実感


Goutte d'Or'86

正に”黄金の滴”、煌めく黄金の中にグリーンも見て取れる。

こちらはカラメル香はなく、ミネラルが支配的

一般的なグットドールの判り易さとは違う感じ。たっぷり旨いが、やや気難しい。


Perrieres'86

ギリギリと引き絞ったミネラル風味。

ネットリした脚。溢れ出る石の蜜。

舌先が石の蜜で震える。正に”グラ”のワイン。


Charmes'86

グラスに張り付く黄金の襞(ひだ)

和三盆糖の芳香、優しいカラメル。

オードリー ヘップバーンの美しさ!

フィネスのワイン


Perrieres'85

86年ペリエールよりテリが凄い!

織りなす金塊の襞

神経質そうなミネラル風味に隠れる、ラベンダーの蜜ヴィンテージ通りの究極のフィネスのワイン

インカの目覚めのトリュフマッシュ シュー詰

高坂鶏のスモーク・函館産桜鱒マリネ
春の貝尽くし クリームソース
イベリコ豚デ ベジョータ 後脚 24か月熟成 生ハム


ひま研”仔羊”ロース 炙り焼き
佐藤養悦本舗”和パスタ”



本日ご参加の7名様の5名様がペリエール85年をお好みで、

残り二名様が、ペリエール86年、グットドール86年を

お好みと答えられました。


実は、20年前・・・

ブルゴーニュ白、85年、86年、

いずれが優れているか?という論争が繰り広げられました。

この時、評論家は86年を押し、

ルフレーヴ、ラフォンをはじめとする

超一流生産者は85年を押し、

「時が来れば判る!」

と言ったそうです^^


そういう意味でも今回の会は大変興味深かった訳です。


20数年が経った今、一般論では86年の方が遥かに

優れているのは明白です。

と、言うことはパーカーさんはじめ、評論家チームの勝ち!

となります。


しかし・・・

今回の85&86のペリエール ラフォンでは、

明らかに85年に軍配が上がり。

toratanuが7年前に行った、ルフレーヴのシュヴァリエ ヴァーティカルでは、

85年~89年,圧倒的に85年が優れていました。

生産者チームの答えも間違いではなかったわけです。


勿論、「フィネスの85年」vs「グラの86年」

お好みも左右しますね^^


toratanuの一般的なブル白ヴィンテージ評価は以下です。

87<88<85<86<89

(一流生産者は今正に飲み頃です)


ご参加頂きました皆様、有難うございました。