2015年12月25日金曜日

イヴイヴ!シャンパーニュ古酒会

本年4回目のシャンパーニュ古酒会!
 ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ 70S
ド スーザ ブラン ド ブラン1993年
ジャン ペルヌ ブラン ド ブラン1990年
ブリクー キュヴェ プレスティージュ1988年
ピペ エイドシック ブリュ ソヴァージュ1982年
ピペ エイドシック ブリュ1982年
ポル ロジェ1982年
エイドドシック モノポール キュヴェ ディアマン ブルー1982年
ローラン ペリエ キュヴェ ミレジム ラール1966年
 ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ 70S
ド スーザ ブラン ド ブラン1993年
ジャン ペルヌ ブラン ド ブラン1990年
ブリクー キュヴェ プレスティージュ1988年
ピペ エイドシック ブリュ ソヴァージュ1982年
 ピペ エイドシック ブリュ1982年
ポル ロジェ1982年
エイドドシック モノポール キュヴェ ディアマン ブルー1982年
ローラン ペリエ キュヴェ ミレジム ラール1966年
 こちらのペースト状のものは、
ご参加頂いた田中さんにお持ちいただいた、
 <田中さんちのピーナツバター>です。
甘味を加えていませんので、極上のシャンパーニュ&シャルドネに
 ドンピシャのマッチングです^^!
(かっぱえびせん状態^^)
 
 
本日のお料理達・・・
 グジェール 
 チーズのムース仕立て
 帆立貝のマリネ 
 尾長鯛のポワレ
 スペイン産キュイス・プーレ炭火焼
 フランス農家製フロマージュ
イタリア産 フレッシュ・ポルチーニのパスタ
焼き菓子ブラウニー
 
 
ご参加頂きました皆様、有難うございました!
クリスマスイヴイヴの23日、
シャンパーニュ古酒をたっぷりとお召し上がり頂きました。
スタートは、たぶん世界でtoratanuだけの1本?!
ポル ロジェ ブリュ レゼルヴの1970年代リリース物
未だ泡もしっかり元気で、酒躯も全く崩れていない、
驚愕の40年物NMでした^^!
フランスワインツアーで訪問先の、ド スーザ ブランドブラン1993年
硬さが解れその綺麗な美しさにうっとり。
ジャン ペルヌ ブランドブラン1990年はル メニル シュール オジェにある
小さなレコルタンですが、クリーミーで愛らしいシャルドネ酒でした。
コート デ ブランのアヴィーズからもう一軒、
ブリクー ブリュ プレスティージュ1988年、
20数年の熟成を経て美味しいバニラアイスクリームのような甘さを
感じる佳酒でした。
ここからは、1982年4種水平会!
最初の2種は、ピペ エイドシックのブリュ ソヴァージュとブリュ、
ノンドゼのソヴァージュは当初中々愛想のないものが多いですが、
30年の熟成を経て、旨み成分が醸成し良い感じの仕上がり、
ブリュの方はスパイシーなニュアンスをプラスした佳酒!
そして登場の真打ポル ロジェ1982年、
80年代を代表する当たり年らしい、深遠で奥行きのある酒躯
皇かでクリーミーな喉越し、圧倒的な存在感を見せてくれました。
82年の〆は、エイドシック モノポールのキュヴェ ディアマン ブルー
その透明感のあるアミノ酸の化身に感動!
そして、ご参加頂いた方のバースデイヴィンテージでもあった
1966年ローラン ペリエ キュヴェ ミレジム ラール!
間もなく半世紀を迎えようとするワイン殿下、
未だ微動だにせずバランスに富んだ酒躯、
あと数年でキャフェの芳香が出そうで出ない^^
ぎりぎりの線、素晴らしいの一言です!
 
皆様の人気投票1番は、66年ローラン ペリエ キュヴェ ミレジム ラール
2番は、ポルロジェ82年でした。
 
本年初めて踏み込ませて頂いた、シャンパーニュ古酒会、
2016年も時々行ってまいります^^
どうぞ宜しくお願い致します。
 
有難うございました!


スペシャルワイン会12月会:スペイン産七面鳥ワイン会

ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ マグナム
ジャン ペルヌ ブラン ド ブラン1990年
コルトン シャルルマーニュ1996年ドメーヌ シャンドン ド ブリアーユ
コルトン ブラン ヴェルジェンヌ1995年オスピス ド ボーヌ/メゾン ヴェルジェ
コルトン シャルルマーニュ1995年ドメーヌ ルイ ラトゥール
コルトン シャルルマーニュ1990年ドメーヌ ルイ ラトゥール
コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ ルイ ラトゥール
 
お早くお越し頂いた、藤原様ご夫妻と黄金ワイン^^
 
 
 
本日のお料理達・・・
 イベリコ豚デ ベジョータ後脚36か月熟成生ハム
クロケットと毛蟹のカダイフ巻
 益田漁港産鯵と彩野菜のカルパッチョ
 
メインを飾る、スペイン産七面鳥
フランス・ブレス産七面鳥に勝るとも劣らない、
しっとりした身質のスペイン産七面鳥。
 
 スペイン産七面鳥炭火焼

 

 

 
 ヴィンテージ当ての余興で^^ブラインドでお出しした、
ボーヌ1943年オスピス ド ボーヌ
戦前の佳酒^^! 
 リコッタとドライフルーツのカネロニ

 
ご参加頂きました皆様、有難うございました!!!
2015年最後のスペシャル会は、<コルトンの丘のみ>のワイン会
でした。一番若い物が、1996年シャンドン ド ブリアーユのコルトン シャルルマーニュ、
清冽な酸の効いた美しい年ですが、十数年を経過し、
大分酸が溶け込んできていていい感じです^^
2番手のコルトン ブラン ヴェルジェンヌ1995年オスピス ド ボーヌ/ヴェルジェは
ラベルには堂々と<Grand Cru>の表示がありますが、
正式には<Grand Cru>は名乗れません^^大らかですね^^!
しかし、流石素晴らしい白の造り手、育成も上手で、
素晴らしいコルトンブランでした。
ここからはルイ ラトゥールのヴァーティカル!
コルトン シャルルマーニュの95年、90年、89年垂直です。
皆様の声を伺っていますと、初めは90年に分があったようですが、
〆のご意見の大多数は、1989年に凱歌を上げられていました^^
20数年も経ちますと、その時々で結果が分かれ、興味深いです。
獰猛ともいえるミネラルが解れ溶け込み、甘い蜜が顔を出し、
芋納豆の様なニュアンスが愛らしい、極上酒でした。
このヴァーティカルは、この先20年はたっぷり楽しめますね。
 
年末の余興でお出しした、ボーヌ1943年オスピスドボーヌ!
素晴らしかったですね。
綺麗に美しく仕上がった、<ピノの聖>でした。
マニアックヴィンテージでしたので、当てられた方はいらっしゃいませんでした^^
 
来年も皆様に感動して頂ける古酒をお届けできますよう精進してまいります。
本年も有難うございました!
 

2015年12月5日土曜日

極上ワイン会:伝説の造り手、<クレール ダゥ>の後継者対決!

シャブリ プルミエ クリュ モンマン1989年ドメーヌ ルイ ミッシェル
シャブリ グラン クリュ グルヌイユ1990年ドメーヌ ジャン ポール ドロワン
モンラッッシェ1995年メゾン ルイ ラトゥール
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ クロ デ ヴァロワーユ1978年ドメーヌ デ ヴァロワーユ 
シャンベルタン クロ ド ベーズ1992年ドメーヌ ルイ ジャド
シャンベルタン クロ ド ベーズ1990年ドメーヌ ブリュノ クレール
 
メインのお料理、フランスのソローニュの森から飛んできた、
2羽の<雷鳥>です。
 日本産は絶対に食べられませんが、ヨーロッパ産はOK!、
通好みのワイルドな風味のジビエです。
絶妙な炭火で焼き上げます。
 
本日のお料理達・・・
サロマ湖産生牡蠣海水ジュレ、真つぶ貝オレンジマリネ 
 鮃のヴァプール カリフラワーとクレソンのソース
 
イベリコ豚デ ベジョータ後脚36カ月物生ハム(画像なし)
 
 
 フランス・ソローニュの森産・<雷鳥>炭火炙り焼き 赤ワインソース
 
フランス・農家製チーズ(画像なし)
 
エゾ鹿のミートソース・パスタ(画像なし)
 
 新作!!アップルパイ カルヴァドスとエスプレッソソース
 
 
ご参加頂きました皆様、本日も有難うございました。
スタートはハウスシャンパーニュで喉を潤して頂き、
スタートの白ワインは、前回11/18の極上会
でご好評を頂きました、ドメーヌ ルイ ミッシェルのシャブリの89年物を
再出展いたしました。
前回はグラン クリュ ヴォーデジールでしたが、
今回は、プルミエ クリュ モンマンです。
スー~~っと、美しいミネラルが透き通るように香る
正に熟成の極みのシャブリ古酒でした。
1989年という年は、ブルゴーニュの白ワインにとって
重要な年となりましたね。
toratanuは死ぬまで追いかけたいと思っています^^;
2番目のシャブリ グランクリュ グルヌイユ1990年ジャン ポール ドロワンは、
参考出展です。1990年はシャルドネにとって暑すぎた年で、
四半世紀を超えた今、やや濃い色合いになって来ています。
シャブリ グラン クリュにとっては、89年を凌駕できるヴィンテージなのですが、
この1本にとっては、ややカラメルチックな芳香が気になる
美しさに欠けるものでした。(でも皆様只ならご納得^^)
 
美食の大家、フランスのジャック ピュイゼ博士の提唱された
究極美食の一つ、<霜降りハムとモンラッシェ>を今回実現いたしました。
融点の大変低い高貴な生ハムの脂と、熱き石の芳香の神聖なモンラッシェとの
マリアージュは、正に<完璧!!!>でした。
時々楽しみたいですね^^
(来年の2016年第一回極上会では、1992年物を出展します^^)
 
本日は通好みのジビエ、フランスのグルース(雷鳥)に合わせ、
ジュブレ シャベルタンを3種!
1種目は、これも飛び切りの通好みのワイン、
プルミエ クリュ クロ デ ヴァロワーユ1978年物です。
口を開けた、背斜谷にある飛び切りのモノポール(単独所有畑)、
ヴァンドガルドの逸品です。
馬力の加わった、美しいシャンボール ミュジニのような
麗しい熟成を果たした逸品でした。
 
この後の2種のグラン クリュ、シャンベルタン クロ ド ベーズは、
この村の伝説の造り手、<ドメーヌ クレール ダゥ>の元所有していた畑です。
この、1945年物、1947年物、1949年物は、もう一つのフラッグシップ、
ボンヌ マールとともに、生涯忘れることのできない究極の逸品でした。
ルイ ジャド社は、この<ドメーヌ クレール ダゥ>の殆どの畑を1985年に買収したことで、
以降、超一流の生産者の仲間入りを果たしました。
1992年物は小さな年ながら、華やかなインパクトある芳香で
皆様を魅了してくれました。
トリの、 ブリュノ クレールの1990年物、シャンベルタン クロ ド ベーズ、
ブリュノ クレールは、<ドメーヌ クレール ダゥ>の末裔で
至高の畑をいくつか相続しました。
同じヴィンテージ対決ではありませんが、以前の極上会で出展した、
ルイ ジャドの1990年物クロ ド ベーズと比して、よりヴァンドガルドな
趣の、未だ硬さの残る凄味のあるクロドベーズでした。
真価の発揮は、後四半世紀後か?!!
 
<一期一会の古酒ワイン>
来年もこの極上ワイン会で、皆様に唸って頂きます。
 
有難うございました。

スペシャルワイン会11月会:新潟・潟東産・無双網猟物・野鴨ワイン会

ポル ロジェ ブリュ レゼルヴ 3L
ド スーザ ブラン ド ブラン1993年
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ シャン カネ1992年ドメーヌ エティエンヌ ソゼ
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ スショ1990年ドメーヌ コンフュロン コトティド
コルトン ブレッサンド1990年ドメーヌ トロ ボー
コルトン クロ デュ ロワ1976年メゾン カミーユ ジルー
ボーヌ1966年ドメーヌ ミッシェル ゴヌー
 
本日のお料理・・・ 
真鯛のカルパッチョ サロマ湖産生牡蠣のタルタル
イベリコ豚デ ベジョータ後脚36か月熟成物生ハム
新潟・潟東産・無双網猟物・野鴨 胸肉コンフィ
新潟・潟東産・無双網猟物・野鴨胸肉バトー焼き
新潟・潟東産・無双網猟物・野鴨胸肉バトー焼き

 
フランス 農家製チーズ
ブリー ド モー、エポワッス、ミモレット
野鴨らーめん
 
お誕生日の方が3名様いらっしゃいます~~!
ハッピーバースデイ ツー ユー♪
ハッピーバースデイ ツー ユー♪♪
ハッピーバースデイ♪♪♪
ディア~三島先生~~♪
大原 佳子さん~~♪♪♪
和田先生~~~♪♪♪♪!
ハッピーバースデイツーユー♪
この一年が、皆様方にとりまして、
健康で、実り多い年でありますことを祈念いたします。
おめでとうございます!!!
記念に、グラスでの、シャンパンサーベルを!
お陰様で、一発でカット終了です^^!
では、もう一度乾杯!!!です。
 
デザートの、林檎のタルトタタン&林檎のソルベ添え
 
先ほどのグラスでのシャンパンサーベルのカットしたボトルです^^
 
ご参加頂きました皆様、本日も有難うございました!!
新潟・潟東産・無双網猟物・野鴨、存分にお楽しみ頂きました。
皆様、網獲りの野鴨の滋味深さに今回も唸って頂きました。
癖などまるでなく、香しい香りに包まれ、味わい深く、
流石!世界一の<鴨>と言われる素晴らしさでした。
11月15日~翌2月15日までの狩猟期間のみのお楽しみです。
年明け、2016年1月のスペシャル会のお料理素材も、
この、<野鴨>で行きます。
ブルゴーニュ赤ワインの古酒とのマリアージュを、
是非存分にお楽しみくださいませ。
 
有難うございました。


2015年11月24日火曜日

J.J.プリュム、驚愕のアウスレーゼ1976年!

究極のモーゼルワインワイン会!!!
 ヴェーレナー ゾンネンウーア シュペートレーゼ1981年ヨハン ヨゼフ プリュム
シャルツホフベルガー シュペートレーゼ1981年エゴン ミュラー
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ1994年ヨハン ヨゼフ プリュム
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1992年J.J.プリュム375ml
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1990年J.J.プリュム375ml
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1988年J.J.プリュム
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1976年J.J.プリュム
 ヴェーレナー ゾンネンウーア シュペートレーゼ1981年ヨハン ヨゼフ プリュム
シャルツホフベルガー シュペートレーゼ1981年エゴン ミュラー
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ1994年ヨハン ヨゼフ プリュム
 ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1992年J.J.プリュム375ml
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1990年J.J.プリュム375ml
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1988年J.J.プリュム
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1976年J.J.プリュム
ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ ゴールド キャプセル1976年J.J.プリュム
 
 
スタートから興味深い、ドイツの誇る2大生産者の
シュペートレーゼ1981年対決!
30数年の時を経て、遅摘みの当初の甘さと果実味が、
ミネラル感とスパイシーさと辛口の切れ上がりに変換を果たしていました。
ご参加頂きました皆様のご意見は、時間をおいて、飲み進めるたびに、
表情が変わり、どちらとも決めづらい美味しさがある。
と、異口同音に仰られていました。(tortatanu同感)
そして、J.J.プリュムのアウスレーゼヴァーティカル!
1994/1992/1990/1988/そして、究極の1976年!
20年を超え、勝っていた甘さがミネラルに変換していく途上、
特に90年の強烈な酸の在り方が印象的。
J.J.プリュムの伝説の1976年物!
40年を前にして、今絶頂の面持ち!
トロリとした粘性が豊かで、ボトリチスの高貴な甘さを残しつつ、
スパイシーで品格のあるリッチなカラメルのニュアンスに富んだ
極上酒でした。
 
画像にはございませんが、お料理はフランス・ソローニュの森産、
ペルドロー・グリをメインにお楽しみ頂きました。
 
 
ご参加頂きました皆様、本日も有難うございました。
本年はドイツの頂上ワインを何回かご案内させて頂きましたが、
激レアワイン!一応これでピリオドを打ちます。
中々、ここまでのワインは手に入れることができません。
本日の
J.J.プリュムの1976年物は伝説の逸品として著名ですが、
やっとの思いで手にすることのできた極上酒です。
絶対的な量が不足し、少人数の方しかお召し上がり頂けませんでしたが、
皆様ご満足頂けたようで、良かったです^^
 
またいつか、時を得た場合、開催させて頂きます。
有難うございました。