2019年2月14日木曜日

シャトー ディケム1976年と驚愕のマリアージュは?

信じられない!!??マリアージュ、
シャトー ディケム1976年と・・・!??

シャトー デュケム、1855年のパリ万博を記念して行われた、
当時大人気の甘口ワイン、ソーテルヌ、バルザックの格付で、
<特別1級>として頂点に君臨し続ける偉大なシャトーです。

格付後164年の歴史の中でも、傑出したヴィンテージとして崇められる、1976年。
オイルショック直後の1975年とのツインヴィンテージで、
傑出したワインが作り出されました。
20年少し前、念願叶い初めて試飲致しましたが、
セメダイン香が顕著でしたが、<レモンの花の蜂蜜>その物の
素晴らしさで魅了されました。
あれから23年目、どんな成長を見せてくれたのでしょう?
引き込まれる程美しい宝石!トバーズの輝き。
23年経ち、あのセメダイン香はかなり溶け込んできたが、
未だ発火しそうな痕跡が・・・!
高貴なたっぷりとしたボトリチスの香り。
レモンの花、ライムの花の蜜が顕著、時間と共にアカシアの蜂蜜に発展する。
アフターの苦みは、レモンピールに高尚な砂糖掛けのニュアンス。酒齢40年ちょっと、未だアルコリックだがキッチリ焦点が定まった骨太の酒躯。
フリュイドセックのアプリコットの蜜掛けの趣。

時間と共に、<向日葵の蜂蜜>に変化してきた。
シャトー ディケムの最終形、<紅茶のクレームブリュレ>になるには、後30年の時が必要!

さて、前置きが長くなりましたが、この日ご用意したこのワイン用のお料理は、フォワ・グラのソテーと最後のブルーチーズ2種。これはクラシックな定番の合わせ方。

フォワ・グラの前には・・・!
<生牡蠣>です^^!
信じられますか?生牡蠣にシャトーデュケム!
toratanuの現在の牡蠣は、伊勢志摩・的矢産です。
最高の鮮度で、鼻腔を抜けるヨード香、ワインにはこの厄介なヨード香が、レモンの花、ライムの花の蜂蜜に抱かれ、
お口の中で<桃源郷>を現出させます^^!

信じられますか?

2019年2月11日月曜日

奇跡のロマネコンティ! 1955!!!

奇跡のロマネ コンティ1955
還暦を超えたRomanee Conti1955!

1955年は、ブルゴーニュの作柄としては<まずまずの良年>と言われる年、
しかし経験上、超の付く極上酒がいくつかある。
ルロワ シャンベルタン1955、ミュジニ1955ボギュエ、
クロ ド タール1955、そしてこのロマネ コンティ1955!!!

しかし・・・、この液面をご覧ください!
コルク下 11cm程、明らかにかなり危ない液面の低さです。
随分乱暴な天使が居たものです(^^;

そして、白熱球にかざした色調をご覧ください。

透明で、美しいガーネット色が見て取れますね。
(濁っていたら全く論外です)
この色調から鑑みると、抜栓後の状態は、
五分五分以上の六分四分に上がります。
2枚羽のプロング式で抜栓、予想通りコルクはグズグズ状態、
ロブマイヤーに恐る恐る・・・。

ご覧の通りの黄昏色。
一嗅ぎ・・・!
避けられなかったマデリゼのやや糠漬け香、
しかし、この程度の場合時間と共に<失せる場合も>ある。
顕著な<ビートの根>の香り、ドライハーブ、大地のニュアンス。
舌触りはトロリと特筆モノの皇かさ。
<Miel de Foret>=森の蜜を舐め、舌なめずりした感じ。


抜栓2時間後、粗、マデリゼ香は失せ、根の香りのする森の蜜が主張する。
神々しい甘さ、焼ローズマリー、大地のエネルギー。
マデリゼ香が暑かった年のシュル マチュリテに変換。


抜栓3時間後、いよいよ本領発揮!
焼ローズマリーがオレンジピール、ショコラに発展してきた!
偉大なオランジェットだ^^!
ロブマイヤーに包まれ、満足げなワイン殿下!