2013年2月26日火曜日

究極のワイン会Ⅷ

究極のワイン会Ⅷ
本年で8回目を迎えました、”究極のワイン会”
本年のラインアップです・・・
 
ポル ロジェ ブラン ド ブラン1999年(アペリティフ)
ルイ ロデレール クリスタル1990年
シュヴァリエ モンラッシェ1992年ドメーヌ ミッシェル ニエロン
コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ フェヴレ
... クロ ド ラ ロシュ1983年ドメーヌ ポンソ
ラ グランド リュ1978年アン マグナム/ドメーヌ ラマルシュ
ミュジニ1959年メゾン ブシャール ペール エ フィス
ボンヌ マール1949年ドメーヌ クレール ダゥ(追加分)
リシュブール1937年メゾン ルロワ
ポル ロジェ1961年
ポル ロジェ ブラン ド ブラン1999年(アペリティフ画像なし)
ルイ ロデレール クリスタル1990年
シュヴァリエ モンラッシェ1992年ドメーヌ ミッシェル ニエロン
コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ フェヴレ
... クロ ド ラ ロシュ1983年ドメーヌ ポンソ
ラ グランド リュ1978年アン マグナム/ドメーヌ ラマルシュ
ミュジニ1959年メゾン ブシャール ペール エ フィス
ボンヌ マール1949年ドメーヌ クレール ダゥ(追加分の為画像なし)
リシュブール1937年メゾン ルロワ
ポル ロジェ1961年
”ルイ ロデレール クリスタル1990年”
 
旧「ル クラッスモン」にて20世紀のフランスワイン100に
選出された逸品!!
シャンパーニュからは10点選出され、因みに・・・
ポル ロジェ1914年、ポル ロジェ1952年、ビルカール サルモン1959年
... クリュッグ1959年、ボランジェ ヴィエイユ ヴィーニュ フランセーズ1969年、サロン1982年、クリュッグ クロ デュ メニル1985年、ヴーヴ クリコ1988年、ジャックセロース1990年、
そしてクリスタル1990年です。

エチケット同様の黄金に輝く液体は、きらびやかでトロミすら感じる驚愕もの。
滑らかですべらかハニーライクな芳香にうっとりします。
”シュヴァリエ モンラッシェ1992年ドメーヌ ミッシェル ニエロン”

シャサーニュ モンラッシェ村の巨匠!M.ニエロンさんの傑作です。
油のような夥しい脚、グリーンを帯びたイエローゴールド、
パンプルムースのコンポート、巨岩の中で喘ぐミネラル蜂蜜、
ニエロンさんの造りらしい樹脂の蜂蜜。
...90年代最高の白のヴィンテージ・・・
しかしやや緊張感が欠落?か。

トリュフのギャレットと驚愕の出会い!!!
”コルトン シャルルマーニュ1989年ドメーヌ フェヴレ”

生産本数1672本という極稀少酒、そのうちの14本を手中にしましたが、
最後の1本でした^^以前にも思いましたが、今回改めて・・・
この数十年で生産されたすべてのコルトン シャルルマーニュの中で最も素晴らしいと思います。
あの傑作の、コシュデュリの1990年、1986年物すら上回ります。
トロボーの1986年、1990年、LLの1989年、1990年も届きません。
...
神聖なグリセリンを湛えた黄金の液体。
アニス蜂蜜、美味しいパンデピス、ラベンダーの蜜、
大いなるミネラルに覆われたジンジャーハニーの余韻が
ゆうに1分以上持続する深遠で高貴なCCの傑作!!!
”クロ ド ラ ロシュ1983年ドメーヌ ポンソ”

とても難しい年1983年を制した数少ない造り手、
ドメーヌ ポンソ。
30年に近づき妖艶さを全身にまとった銘酒!

... 背筋の伸びたガーネット色。
Roche!正に岩の中でめくるめく踊るプラム風味のミネラル。
甘くてしなやかなスーボワ・・・魅惑的だ。
偉大なるマチエール!噛めるほどのトロミ、
折り目正しい^^妖艶なる美魔女。
”ラ グランド リュ1978年マグナム”

20世紀3指の奇跡のヴィンテージ1978年
ガーネットからマホガニーに移り行く色調
エッジに錆色が際立つ。
しかしテロワールとヴィンテージの力はここから。
...トリュフ香が顕著。高貴なスーボワにクローヴのアクセント。
東洋のスパイス、醤、妖しく芳しい。
艶かしいフィネス”溺れる危険!!!”
スーボワ・フランボワーズ!

スコットランド産べキャスのロティ ソースペリグー
マグナムの半分はグラスに、残り半分はソース用^^!
トリュフの掛け算!
”ミュジニ1959年ブシャール ペール エ フィス”

20世紀で3指のヴィンテージ1959年!
半世紀を超えるも未だルビー色を湛えた驚愕の酒!
ミュジニの古酒の真骨頂、”雪景色”に変身するには
まだ十数年早そう、アリエナイ程血気盛んな趣き。
赤ワインに蜜、究極の証。
”ボンヌ マール1949年ドメーヌ クレール ダゥ”

伝説の造り手クレール ダゥの極め付きの古酒。
未だ濃いガーネット色。
60数年とは思えない、信じられないほどの若さ。
甘く香るトリュフ入りスペシャルパウンドケーキ。
...ミネラルに覆われたコムハニーが孵化した。
今生まれたての古酒?!

女王べキャスをめぐる、ミュジニとの競演は興味深い。

”リシュブール1937年メゾン ルロワ”

マダムが4歳の時の美酒、彼女のお父様の作
買い付け先は不明だが、伝説的なヴィンテージには
歴史に残る作品を数多く輩出している。
1906年、1915年、1923年、1929年、1934年、1937年、
...1945年、1947年、1949年、1955年、1959年、1961年、
1962年、1969年。

マホガニー、終焉の色・・・。
か細いが、フィネスをたたえている。
生きてきた証を噛み締める。
果たして、志を成し得たのか?!

この酒、シャンブレ後に大きな変化が・・・!
時間を経るにつれ、酒質に厚みを増し、甘くなる。
”ポル ロジェ1961年”

シャンパーニュ伝説のヴィンテージ。
泡のない蜂蜜色。
香りは、気の抜けたミネラル。

... しかし・・・!甘く、後を引く。
トロミが有り舌で感じる繊細な泡。
なんと甘いのだろう!
ミラクルハニー。
 
 
究極ワイン会のお料理は昨年より
トリュフ三昧料理と致しました。
フランス・ペリゴール産の完熟したエクストラ・トリュフを
タップリ!1kg使用致しました・・・!
”びっくり!!!トリュフ”

いきなり!完熟トリュフを丸ごと召し上がって頂きます^^!


ってワケありませんね^^
...中身は最高のフォワグラのテリーヌに
刻み完熟トリュフがたっぷり入っています。
外側は刻み完熟トリュフが塗してあります。

クリスタル90年と絶妙です^^!
もっと見る
”トリュフのギャレット ベーコン風味”

ベーコン風味の旨みたっぷりのギャレットの上には
完熟トリュフをたっぷりトッピング!!!
ニエロンさんのシュヴァリエ モンラッシェ92年とうっとりマリアージュ!
”トリュフのスクランブルエッグ ポルト酒風味”

完熟トリュフと同棲をしていた野生卵から3人がかりで
造り上げた渾身のスクランブルエッグです。
オレンジがかったトロトロスクランブルの中には
完熟トリュフがもう~~たっぷり!!!
...合わせるワインは、この数十年でもっとも素晴らしいCC!
フェヴレの89年コルトン シャルルマーニュです。
正に夢見心地の美味しさ!
↓使用素材です↓
 

”鮃のブレゼ トリュフとセロリラヴ 鱗仕立て”
 
 益田漁港産の飛び切りの寒鮃に完熟トリュフとセロリラヴを
鱗見立てトッピング
 半ナマの寒鮃のねっとりした食感に、セロリラヴの爽やかな香り
と完熟トリュフの強烈な芳香が相まって気絶しそうです^^
 先ほどのCCも勿論良いですが、ポンソ83年のクロ ド ラ ロシュの
岩のミネラルたっぷりの完熟古酒合わせも素敵ですね。
上画像は仕込み中のものです
”トリュフとポルロジェのグラニテ”

究極のお口直しです^^
グラニテですが舌触りはアイスクリームのような
しなやかさ。ポルロジェ・リッチのほのかな甘さと
完熟トリュフのハーモニー!
決めてはあくまでもなめらかな舌触り!!
”スコットランド産ベキャスのロティ ペリグーソース”

メイン料理はジビエの女王降臨です!
いつもはサルミソースにしますが、今回はトリュフ料理の一品として、
ソース ペリグーで決めます^^!
ソースに使用した赤ワインは、「ラ グランド リュ1978年マグナム瓶」の
...約半分を使用しました。
メイン料理から究極古酒三昧!!!
ラ グランド リュ1978年マグナム
ミュジニ1959年ブシャール ペール エ フィス
ボンヌ マール1949年ドメーヌ クレール ダゥ
リシュブール1937年メゾン ルロワ
”農家製フロマージュとトリュフのデュエット”

厚切りトリュフにサンドされたピエ ダングロワ
&エポワッス

トリュフの大理石模様が完熟を誇っています。
”トリュフのリゾット”

〆はリゾットです!
奥会津の契約農家さん青木さんのコシヒカリと
完熟トリュフを同棲させ、のけぞる程の逸品に仕上げました^^
 
画像を失念いたしましたが、
デセールは、
”トリュフのスフレ”です。
ご参加頂きました皆様方です。
1kgのトリュフ三昧のお料理と
究極のワインをタップリとご堪能頂きました。
年一回のお祭りワイン会
有難うございました。
 






 
 

 
 
 

 


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