2017年5月31日水曜日

シュヴァリエ モンラッシェ古酒会

今最も飲み頃のシュヴァリエ モンラッシェ古酒会'92~'85
 ドン ペリニョン'96
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'92ドメーヌ ルイ ラトゥール
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'89ドメーヌ ルイ ラトゥール
シュヴァリエ モンラッシェ'89メゾン ジョゼフ ドルーアン
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ラトゥール
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ジャド
ドン ペリニョン'96
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'92ドメーヌ ルイ ラトゥール
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'89ドメーヌ ルイ ラトゥール 
シュヴァリエ モンラッシェ'89メゾン ジョゼフ ドルーアン
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ラトゥール
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ジャド 
ドン ペリニョン'96
 
収穫年より20年が経過し、1年ほど前からやっとスタンバイ完了!
煌めくイエローゴールド
意気軒高な筋成す繊細な泡粒
美しい酸に彩られたミネラルとブリオッシュ香
このボトルは時間が緩やかに過ぎて行っているのか、
気高い酸が際立つ
温度が上がり滑らかなクレームが顔を出す。
飛び切りのドン ペリニョン
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'92ドメーヌ ルイ ラトゥール
 
 グリーンを湛えた美しいリッチゴールド!
Chevalierの熱き石の芳香、コムハニー、
舌先を絞るようなミネラル、正に熱き石のミネラル。
舌に纏わりつく粘性、ゴージャスなパウンドケーキ。
クレームブリュレ、辛口の切れ上がり。
完璧なるバランス!
いよいよ1992年時代が到来か!!
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'89ドメーヌ ルイ ラトゥール 
 
透明感のある力強いゴールド色
 金柑のコンフィチュール、清々しい苦み。
しなやかで滑らかな舌触り、緻密な酒質。
温度が上がると<熱き石の喘ぎ>に変化!
これぞCevalierの真の姿!
グレープフルーツのコンポート
クリスタルのフィネス・・!
 シュヴァリエ モンラッシェ'89メゾン ジョゼフ ドルーアン
 
前者よりも深みのある色調、濃密なゴールド色。
マンダリンオレンジのコンポート。
心地よいカラメル、オレンジピールの苦みのアクセント。
シルキーでスムーズ。
ドルーアンらしい美しい仕上がり。
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ラトゥール
 
トロリとしたイエローゴールド、夥しい脚。
清楚なオレンジピールの主張。
86年の豊満さと対極な、タイトでスタイリッシュな面持ち。
1985年の真骨頂!
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ジャド 
 
前者LL'85よりもフレッシュ感のある色調、
綺麗なグリーンを帯びるイエローゴールド。
同じ畑の同じヴィンテージだが色調通りに爽やかな印象。
より辛口の切れ上がり。
タイトなスリットからのぞく色気。
鼻腔を抜ける石味。
 
 
本日のお料理達・・・
 湯田農園産ホワイトアスパラと仏産サマートリュフのサラダ仕立て
 
  オホーツク海産毛蟹と穴子のテリーヌ
 イベリコ豚デ ベジョータ後脚60ヶ月生ハム
 厳選あわび蒸し焼き トリュフバター添え
 
 フランス・シストロン産仔羊カレダニョー香草焼き
&ポワトリーヌダニョー炙り焼き
 
 フランス農家製フロマージュ
 フランス・シストロン産仔羊のミートソース
 バニラのスフレ
 
 
 
ご参加頂きました皆様、有難うございました。
本日は特に!!自信をもってご提供した、
完璧なるシュヴァリエモンラッシェの古酒会でした!
1992年物は、十数年前にはすぐもった感じで、中々正体を見せない
難しいヴィンテージでしたが、四半世紀が経ちいよいよ本領発揮!
(DRCはMontrachetをリリースしなかった年)
1989年物の後継者として俄然注目ですね^^!
 
1989年は過去数十年でブルゴーニュ白最高の当たり年ですね。
良い造り手であれば、ヴィラージュでも現在最高です。
まぁ、当然ながら保管状況が鍵になりますが・・・。
ドルーアンのシュヴァリエ1989年は今回初めてでしたが、
当然素晴らしいですね^^
ドルーアンの元国王のカーヴに持ち込んだ、
モンラッシェ1989年も素晴らしい飲み心地でした。
今年は、コルトン シャルルマーニュ1989年を楽しみます^^!
 
さて、話を元に戻しますが、
今回シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル1985年、
ドメーヌ ルイ ジャドとドメーヌ ルイ ラトゥールを同時に楽しみました。
1912年まで、このドモワゼルの畑は、プルミエ クリュのカイユレでしたが、
ルイ ジャド社とルイ ラトゥール社が1.027haの畑を半分ずつ所有し、
「元々この畑は、<アン シュヴァリエモンラッシェ(シュヴァリエの中)>だった!」
という主張で共闘し、1913年ついに認められました。
事実、その主張に恥じぬ素晴らしいシュヴァリエモンラッシェが両社から
毎年生み出されています。
 
4年ほど前、ルイ ジャド社の広報の方と1986年を
畑の脇で楽しみましたが、<熱き石味>を十二分に堪能できました。
 
1986年と1985年の比較は以前から論争の的になっていました。
1985年を推す生産者グループ。
1986年を推す評論家グループ。
 
豊満な1986年とスタイリッシュな1985年。
好みによりますね^^
 
さて、本日の一番ワインと本日の二番ワインです。
本日の1番!
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ジャド 3票
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ラトゥール 2票
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'89ドメーヌ ルイ ラトゥール 1票
 
本日の2番!
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'92ドメーヌ ルイ ラトゥール 3票
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'89ドメーヌ ルイ ラトゥール 1票
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドモワゼル'85ドメーヌ ルイ ジャド 1票
ドン ペリニョン'96 1票
 
以上のような結果となりました。
すべて状態が完璧でしたので、甲乙つけ難しでしたね。
中々この様な会を催すのは難しいですが、
又、努力をしてみます。
 
有難うございました!!
 


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